あらすじ
訪問型病児保育「リトル・スノー」で働く新人病児保育士・杉崎 桃子が成長していく物語。リトル・スノーの利用者家族との出来事を、基本的には一話完結形式で展開し、シングルマザーやワーキングマザーの子育て、病児保育士らが利用者家族との関わり合いに奮闘する姿を描く。桃子をめぐるリトル・スノー創設者でもある朝比奈、常連利用者の篠原(ともにシングルファーザー)との恋愛、桃子自身が幼少時に受けた虐待、介護問題、家庭問題など、幅広いテーマを扱う。「リトルスノーの病児保育三原則」は〈子どもを注意するな、叱るな、自分の価値観を押しつけるな〉。
キャスト
主要人物
- 杉崎 桃子(すぎさき ももこ)〈23〉
- 演 - 蓮佛美沙子(幼少期:井上琳水)
- 感情表現が下手な女性。それが原因で、保育士をやめた。自身の家族(主に実母と実兄)による虐待の後遺症で感情表現が下手になった。
- 朝比奈 元春(あさひな もとはる)〈35〉
- 演 - 成宮寛貴
- リトルスノー共同経営者。柳の反対を押し切って桃子を採用する。
- 関 めぐみ(せき めぐみ)〈36〉
- 演 - 水野美紀
- チーフ保育士。新人教育係として桃子の指導に当たる。
- 柳 主税(やなぎ ちから)〈40〉
- 演 - 藤木直人(特別出演)
- リトルスノー社長。生真面目な性格。独身。
- 篠原 健介(しのはら けんすけ)〈31〉
- 演 - 速水もこみち
- 妻・久美子と離婚協議中(後に正式に離婚)のシングルファーザー。
リトルスノー
- 田中 雅代(たなか まさよ)〈55〉
- 演 - 美保純
- 病児保育士。
- 今井 加奈子(いまい かなこ)〈28〉
- 演 - 永池南津子
- 病児保育士。
- 町井 理沙(まちい りさ)〈26〉
- 演 - 趣里
- 若手保育士。
- 加藤 哲平(かとう てっぺい)〈25〉
- 演 - 木戸邑弥
- 若手保育士。
篠原家
- 篠原 久美子(しのはら くみこ)〈31〉
- 演 - 滝沢沙織
- 健介の妻。病児保育を知らなかったため、桃子を健介の浮気相手と誤解する。
- 篠原 健太(しのはら けんた)〈6〉
- 演 - 横山歩
- 篠原夫婦の息子。喘息の持病を持ってる。久美子が家を出たため、健介と二人暮らし。
杉崎家
- 杉崎 富美子(すぎさき ふみこ)〈55〉
- 演 - 浅野温子
- 桃子たち三兄弟の実母。桃子の感情表現が下手になった原因を作った1人で、桃子を虐待していた毒母でもある。桃子を所有物のようにしか思っていない。
- 杉崎 誠一郎(すぎさき せいいちろう)〈61〉
- 演 - 石田登星
- 桃子たち三兄弟の実父。入院していたが、意識不明のまま在宅療養となり、自宅で死去。
- 杉崎 優樹(すぎさき ゆうき)〈28〉
- 演 - 水上剣星(幼少期:小林喜日)
- 桃子の実兄。職業は医師。実母に似て冷酷で腹黒い性格をしている。桃子の感情表現が下手になった原因を作った1人で、幼少時は実母と結託して虐待していた。実母と同じく桃子を所有物のようにしか思っていない他、意識不明の実父を邪険に扱った。後にリトル・スノーにビジネスパートナーとして姿を現す。
- 清水 香織(しみず かおり)〈26〉
- 演 - 田上唯(幼少期:井上華月)
- 桃子の実姉。流行のファッションに身を包む今時の女性。既婚者でもあり、義父母と同居している。幼少時から桃子に無関心だった。
- 杉崎 彩(すぎさき あや)
- 演 - 黒川智花
- 優樹の妻。妊娠中であるためリトル・スノーに病児保育を依頼。夫の腹黒い本性を知らずにいた。
- 杉崎 光(すぎさき ひかる)
- 演 - 石塚獅桜
- 優樹の息子。父が桃子を虐待している姿を見てしまい、妹に手を挙げ虐待する。
- 杉崎 舞(すぎさき まい)
- 演 - 早坂ひらら
- 優樹の娘。父の影響を受けた兄に虐待される。
その他
- 小野 優美香(おの ゆみか)〈23〉
- 演 - トリンドル玲奈
- 桃子の親友。篠原 健太が通う保育園の保育士。
- 朝比奈 小雪(あさひな こゆき)
- 演 - 松島花
- 元春の妻(故人)。リトルスノー設立者の一人。
- 朝比奈 小春(あさひな こはる)〈9〉
- 演 - 鈴木梨央
- 元春の娘。母親の死後、元春に反抗的な態度を取る。
- 小春の担任(第4話)
- 演 - 阿南敦子
- 相澤 亮太(あいざわ りょうた)(第3話・第4話)
- 演 - 鴇田蒼太郎
- 3年前、めぐみが世話をしたステップファミリーの子供。
- 亮太の母(第4話)
- 演 - 深谷美歩