よく彼女や付き合っている人に聞かれる質問です。
<「わたしと仕事、どっちが大事?」はなぜ間違いなのか? >(谷原 誠 (著))
もう迷わない!「私と仕事、どっちが大事なの?」の正しい回答法
毎日忙しく働いていると、
「私と仕事、どっちが大事なの!?」
と彼女に聞かれることってありますよね。
いや、そんなこと聞かれたことない・・・と思った方も、来たるその日のためにちょっと考えてみてください。
なんと答えますか?
「彼女」を選べばいいのか。「仕事」を選べばいいのか。
・・・
そうなのです。この質問は、かなり鬱陶しいのです。
しかし、この質問の答えを誤ると、彼女の怒りがますますつのり、「なきだす」「すねる」さらには「あばれる」といったさらに鬱陶しい事態を招いてしまいます。
そんな事態は避けたいなあ、と思った方、
実は、この「私と仕事、どっちが大事なの?」という問いには正解があるのです!正解を知ることで、鬱陶しい事態を回避しましょう!
それでは、以下に正しい回答法をご紹介します。
「私と仕事、どっちが大事なの?」の正しい回答法
STEP1 「彼女」も「仕事」もどちらも選ばない
これは基本姿勢となります。
「どっちが大事なの?」と聞かれたため、素直にどちらかを選ぼうとしてしまいがちなのですが、どちらも選ばないのが重要です。
「彼女」を選んで「君が一番大事だよ」と答えたとしても
「うそつき。だってあの時は私のこと見向きもしなかったじゃない・・・!」と彼女の不満を益々引き出すことになります。結果、なかなかその場はおさまりません。
「仕事」を選んで「僕にとって仕事は大事なんだ。分かってくれ・・・」と答えたとしても
「じゃあ、もういい!」とお互いの関係への諦めや、「どうしてそんなこと言うの!?」と大きな怒りを招いてしまいます。
どちらもとても、危険ですね。
一見、「私」か「仕事」かの二択の質問のように感じますが、惑わされないようにしましょう。どちらも選ばないように心がけてください。
STEP2 「どっち?」となぜ聞くのかを理解する
STEP1で「彼女」も「仕事」もどちらも選ばない基本姿勢を説明しました。
選ばなくてもいいのに、なんで「どっち?」と聞いてくるんだ??と思いますよね。
そうなのです。
「どっちが大事なの?」と聞いている彼女は、本当に「どっちが大事なのか」を知りたくて聞いているのではないのです。
彼女だって、あなたにとって仕事が大事なことも、仕事がとても忙しいことも、分かっているのです。
分かっているのだけれど、あなたからかまわれないさみしさの余りに、少し攻撃的に「どっち?」と聞いてしまっているだけなのです。
「どっち?」は彼女の「さみしい!」という気持ちの表れだということを知ってあげましょう。
ここはどーんと、大きな心で、理解してあげるといいですね。
STEP3 行為ではなく気持ちにごめん
STEP1,2とすすんできたら、彼女にこのフレーズを言いましょう。
そのフレーズとは・・・
「どっち?なんて言わせるようなさみしい気持ちにさせてごめんね」
これです!これが正しい回答なのです。
解説します。
彼女はとにかく「さみしい!」という気持ちを抱いています。「さみしい!」ということが実は言いたいのです。
その気持ちをちゃんと分かってるよ、と伝えることで、彼女の怒りは、ふっと抜けていくのです。
さらにここでの重要なポイントは「気持ち」に対してごめんね、と言っているということです。
「仕事が忙しくてごめん」と「行為」に対して謝ったとしても、仕事を暇にできるわけではないですよね。
そこで、「気持ち」に対してごめんね、と言うことで、彼女の気持ちに対して思いやりを持っているという姿勢をみせましょう。
さみしい思いを分かってくれた上、ごめんねと言われてしまったら、彼女の不満もすっとおさまるはずです。
おわりに
彼氏さん側にもたくさんの思いや言い分があるかと思います。それを伝えてみるのもいいかもしれません。
ですが、「どっちが大事?」と聞かれて、その場を荒立てずにおさめたい場合は、この方法は効くと思いますよ。参考にしてみてください。