episodes
ep1
結城櫂(妻夫木聡)は、社会福祉心理学を専攻する大学4年生。しかし4月1日現在、内定はひとつもナシ。ある日、就職の面接を受けてから大学に行った櫂は、バイオリンを弾く女の子とふと目が合った。しかしそれはドラマチックな出逢いではなく、どちらかといえば「なんだよあの女…」的な出逢いだった。なぜなら、バイオリンを弾き終わった彼女は、金をくれと言わんばかりに櫂に掌を差し出したのだから。それが、櫂と萩尾沙絵(柴咲コウ)の最初の出逢いだった。ピアニストの母親(風吹ジュン)をもつ沙絵は、小さい頃からバイオリンに類い稀な才能を発揮し、海外の大学に留学したのだが、バイオリニストとしては致命的ともいえる聴覚障害のため、失意のうちに帰国。この春、高校からの友人・小沢茜(白石美帆)も在籍する大学に編入したのだった。"音の闇"に閉ざされた沙絵は、その心の奥の扉までもかたく閉ざしてしまっていた。数日後、櫂の大学の友人で、内定はもらっているが彼女いない歴22年の矢嶋啓太(瑛太)は大喜びしていた。学内で一目惚れした女の子とデートする約束を相田翔平(成宮寛貴)にとりもってもらったのだ。しかしデート当日。その彼女が耳が聞こえないと知った啓太は、デートに行きたくないと言い出し…。
ep5 秘密の夜
年上の恋人・真帆(小西真奈美)の心が自分から離れつつあることを知った櫂(妻夫木聡)の気持ちは重く沈んでいた。しかし、それとは反対に、自分の進むべき道についての気持ちは、より一層確実なものになってきていた。櫂は、堺田教授(小日向文世)にもアドバイスを受けながら、作業療法士の資格取得に向け勉強を始める。それは櫂にとって、自分への挑戦であると共に、真帆の恋人であり続けるための最後のチャンスでもあった。数日後、なんとか真帆に会って、自分の気持ちを話すことができた櫂。しかし、その時2人の前に現れたのは、真帆の大学時代の同級生・佐野(柏原崇)だった…。一方、茜(白石美帆)にも就職内定の知らせが入る。啓太(瑛太)は、お祝いも兼ね、オレンジの会でキャンプに行こうと提案。一行はレンタカーを借り、バーベキューの道具を積み、湖畔のキャンプ場へと向かう。
这集出现了萩尾沙絵(柴咲コウ)的声音(内心台词)。