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広辞苑の検索結果 (16)

たい【鯛】タヒ🔗🔉

たいタヒ ①タイ科の硬骨魚の総称。体は側扁し、多くは紅色。小魚・甲殻類・貝類などを食う。近海魚でマダイ・チダイ・キダイ・クロダイなどがある。古事記「このごろ、―、喉に鯁のぎありて」 ②特に、マダイのこと。縁起のよい魚として尾頭付で祝事に用いる。 ⇒鯛の尾より鰯の頭

たい‐あみ【鯛網】タヒ‥🔗🔉

たい‐あみ鯛網タヒ‥ 鯛漁業に用いる網の総称。特に瀬戸内海のタイ縛しばり網が有名。ほかにタイ五智網・タイ枡網など。〈[季]春〉

たい‐ぐるま【鯛車】タヒ‥🔗🔉

たい‐ぐるま鯛車タヒ‥ 郷土玩具の一つ。板または張子はりこの鯛に車をつけたもの。 鯛車(埼玉) 撮影:薗部 澄(JCII蔵) 鯛車(静岡) 撮影:薗部 澄(JCII蔵) 鯛車(香川) 撮影:薗部 澄(JCII蔵) 鯛車(鹿児島) 撮影:薗部 澄(JCII蔵)

たい‐ちゃ【鯛茶】タヒ‥🔗🔉

たい‐ちゃ鯛茶タヒ‥ 鯛茶漬の略。茶漬の一種。タイの身を熱い飯の上にのせて茶をかけたもの。

たい‐ちり【鯛ちり】タヒ‥🔗🔉

たい‐ちり鯛ちりタヒ‥ 鯛の切り身を主材料にしたちり鍋。→ちり

たい‐の‐うら【鯛ノ浦】タヒ‥🔗🔉

たい‐の‐うら鯛ノ浦タヒ‥ 千葉県鴨川市の海岸。日蓮殺生禁断の地と伝え、鯛を捕獲しない。鯛の生息地として特別天然記念物に指定。妙たえノ浦。

○鯛の尾より鰯の頭たいのおよりいわしのかしら🔗🔉

○鯛の尾より鰯の頭たいのおよりいわしのかしら 大きい団体で人のしりにつき従うよりも、小さい団体でもその長となれの意。「鶏口けいこうとなるも牛後となるなかれ」と同趣旨。 ⇒たい【鯛】

たい‐の‐みそず【鯛の味噌吸】タヒ‥🔗🔉

たい‐の‐みそず鯛の味噌吸タヒ‥ 鯛の味噌吸物。下に「四方よものあか」(酒の銘柄)と続けて明和・安永(1764〜1781)頃に盛んに用いた語。鯛の味噌津「めつたにうりたい、はなしたい。―に四方山の、はなしにひれはなけれども」

たいのむこ‐げんぱち【鯛の婿源八】タヒ‥🔗🔉

たいのむこ‐げんぱち鯛の婿源八タヒ‥ マツカサウオの異称。

たい‐びしお【鯛醤】タヒビシホ🔗🔉

たい‐びしお鯛醤タヒビシホ タイの身で製したひしお。→ししびしお

たい‐みそ【鯛味噌】タヒ‥🔗🔉

たい‐みそ鯛味噌タヒ‥ 火を通したタイの身を味噌に擂りまぜ、砂糖や水飴などで調味したもの。

たい‐めし【鯛飯】タヒ‥🔗🔉

たい‐めし鯛飯タヒ‥ ①鯛の刺身を胡麻醤油などに浸し、飯の温かいうちに添えて食べるもの。 ②鯛の身を炊きたての飯の上に置いてしばらく蒸らし、すまし汁をかけたもの。 ③鯛・鱈たらなど白身の魚のそぼろを味付けし、炊いた飯の上にかけたもの。 ④素焼きにした鯛を姿のまま米と共に炊き上げたもの。

たい‐めん【鯛麺】タヒ‥🔗🔉

たい‐めん鯛麺タヒ‥ 煮た鯛とゆでた素麺そうめんとを一つ器に盛り合わせた料理。花暦八笑人「兄弟の集りました所へ、趣向がくどう出ますればこれが即ち―でござります」

たい‐やき【鯛焼】タヒ‥🔗🔉

たい‐やき鯛焼タヒ‥ 鯛の姿をした鉄製の型に、水に溶いた小麦粉を入れ、餡あんを挟んで焼いた菓子。 鯛焼 撮影:関戸 勇

たいや‐ていりゅう【鯛屋貞柳】タヒ‥リウ🔗🔉

たいや‐ていりゅう鯛屋貞柳タヒ‥リウ ⇒ゆえんさいていりゅう(油煙斎貞柳)

[漢]鯛🔗🔉

 字形 〔魚部8画/19画/人名/3468・4264〕

大辞林の検索結果 (12)

たい【鯛】🔗🔉

たい タヒ [1] 【鯛】 スズキ目タイ科の海魚の総称。全長30〜100センチメートル。マダイ・キダイ・チダイ・クロダイなどの一一種がいる。特にマダイをさすことが多い。体は楕円形で強く側扁し,体高が大きい。体色は赤いものが多い。姿が美しく,美味な点から日本では魚類の王とされる。また,語呂が合うことから「めでたい」魚とされ,祝い膳などに出される。多くは本州中部以南の沿岸に分布。

たい=の尾より鰯(イワシ)の頭(アタマ)🔗🔉

――の尾より鰯(イワシ)の頭(アタマ) 大きい団体で低い地位に甘んじているよりも,小さい団体でもその長となる方がよい。鶏口(ケイコウ)となるも牛後(ギユウゴ)となるなかれ。

たい-あみ【鯛網】🔗🔉

たい-あみ タヒ― [0] 【鯛網】 鯛漁に用いる網の総称。普通は鯛のしばり網をいう。[季]春。

たい-ぐるま【鯛車】🔗🔉

たい-ぐるま タヒ― [3] 【鯛車】 玩具の一。張り子または板製の鯛に車をつけ,引いて遊ぶもの。 鯛車 [図]

たい-ちゃづけ【鯛茶漬(け)】🔗🔉

たい-ちゃづけ タヒ― [3] 【鯛茶漬(け)】 鯛の刺身を熱い飯の上に並べ,薬味・醤油を添え,茶をかけたもの。鯛茶。

たい-ちり【鯛ちり】🔗🔉

たい-ちり タヒ― [0] 【鯛ちり】 鯛の切り身を主にしたちり鍋。

たい-みそ【鯛味噌】🔗🔉

たい-みそ タヒ― [0] 【鯛味噌】 鯛のすり身をまぜ込んだ味噌。

たい-めし【鯛飯】🔗🔉

たい-めし タヒ― [0] 【鯛飯】 (1)ほぐした鯛の身を炊き込んだ味つけ飯。また,鯛のそぼろをかけた飯にもいう。 (2)賽(サイ)の目に切った鯛を,炊き上がる頃の飯の上にのせて蒸し,すまし汁をかけて食べるもの。

たい-めん【鯛麺】🔗🔉

たい-めん タヒ― [0] 【鯛麺】 ゆでたそうめんに,煮た鯛の汁と身を添えつけた料理。

たい-やき【鯛焼(き)】🔗🔉

たい-やき タヒ― [0] 【鯛焼(き)】 鯛の形をした鉄製の型に小麦粉を溶いたものを流し込み,餡(アン)を入れて焼いた菓子。

たいや-ていりゅう【鯛屋貞柳】🔗🔉

たいや-ていりゅう タヒヤテイリウ 【鯛屋貞柳】 (1654-1734) 江戸中期の狂歌師。永田氏。通称,善八。別号,油煙斎・由縁斎。紀海音の兄。大坂の人。最初の専門狂歌師で,享保期上方狂歌壇の中心的人物。著「家津登(イエヅト)」「油縁斎置土産」など。

たい【鯛】(和英)🔗🔉

たい【鯛】 a sea bream.

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