行為》 りっぱな行い・よくない行いなど🔗⭐🔉振
行為》 りっぱな行い・よくない行いなど
【善行】ぜんこう 〔常〕 ⇔悪行
隠れた―を表彰する。嘉言(かげん)―。―賞 ○よい行い
【篤行】とっこう 〔文章〕
―の士。平素の―が報いられる ○誠実で人情に厚い行い
【徳行】とっこう 〔文章〕
―の君子。その人の―を模範とする ○道徳にかなった行い
【直行】ちょっこう 〔文章〕 ⇔曲行 ⇒212b
彼は―の士だ。直言― ○正しい行い。また思った通りにまっすぐ行うこと
【奇行】きこう 〔文章〕
―に富む人。―を演じる。―家 ○変わった行い。風変わりな行為
【愚行】ぐこう 〔文章〕
自分の―を反省する。―を重ねる ○ばかげた行い
【壮挙】そうきょ 〔文章〕
南極探検の―を企てる ○大規模で意気の盛んな行為
【快挙】かいきょ 〔文章〕
登頂は近来にない―である。連続優勝の― ○胸のすくような痛快な行為
【美挙】びきょ 〔文章〕
人命救助の―を表彰する ○ほめるべき美しい行為
【義挙】ぎきょ 〔文章〕
赤穂浪士の―。慈善家の―を賞する ○義のためにやむにやまれずする行為
【軽挙】けいきょ 〔文章〕
―を慎む。―盲動を戒める ○軽々しい行動をとること。その行動
【愚挙】ぐきょ 〔文章〕
成功の公算もない―に出る ○愚かな行い・企て
【暴挙】ぼうきょ 〔常〕 ⇒732a
大使館襲撃の―に出る。―を戒める ○乱暴な行い・企て
【妄動】もうどう 〔文章〕
―するな。軽挙―を慎む ○無分別に行動すること。その行動〈盲動〉
【冒険】ぼうけん 〔常〕
命がけの―をする。あえて―を試みる。―家 ○(命にかかわる)危険を冒して(承知で)行うこと
【綱渡り】つなわたり 〔常〕 ⇒886
そんな―はやめた方がよい ○危険をおかして冒険することのたとえ
【暴行】ぼうこう 〔常〕
―の疑いで連行する。―を働く。婦女― ○乱暴な行い。暴力を加えること。暴力で女性を犯すこと
【凶行】きょうこう 〔常〕
―の現場。逆上して―に及ぶ ○凶悪な行為〈兇行〉
【乱行】らんぎょう 〔文章〕
どら息子の―が続く。ご―が募る ○乱暴でふしだらな行い。品行が乱れること。「らんこう」とも
【蛮行】ばんこう 〔文章〕
学生の―に憤慨する ○乱暴で野蛮な行い
【醜行】しゅうこう 〔文章〕
彼の―が公に暴露された。―を摘発する ○醜い、恥ずべき行為
【非行】ひこう 〔常〕
―を重ねる。―に走る。―少年 ○社会の一員としてあるまじき行為
【乱暴】らんぼう 〔常〕 ⇒632
人の家に押しかけて―を働く。少女に―する ○暴力を振るうこと
【狼藉】ろうぜき 〔文章〕 ⇒133c
―を働く。―者 ○道理に合わぬ乱暴をすること
【悪さ】わるさ 〔口〕
子供[からす]が―をして困る ○たちの悪いいたずら
【悪戯】いたずら 〔常〕
子供の―。犬[女性]に―をする。―小僧 ○軽い悪事。悪い戯れ。悪さ
【悪行】あくぎょう 〔常〕 〔常〕 ⇔善行
―の限りを尽くす。―を重ねる ○悪い行い。「あっこう」とも28【悪事】あくじ☆―が露見する。―を働く。―千里を走る ○悪い行い
【旧悪】きゅうあく 〔常〕
―が露見した。人の―を暴く ○以前に犯した悪事
【宿悪】しゅくあく 〔仏〕 ⇔宿善
それは―のたたり[報い]だ ○古い悪事。前世で行った悪事
【前非】ぜんぴ 〔文章〕
―を悔いて正業に就く ○過去に犯した悪事
【先非】せんぴ 〔文章〕
―を悔いる[なじる] ○昔の過ち。前非
【積善】せきぜん 〔文章〕 ⇔積悪
―の家に余慶あり ○積み重ねてきた善行
【好事】こうじ 〔文章〕 ⇒686c
―門を出(い)でず(よい行いは世に知られにくい) ○よい行い
【善根】ぜんこん 〔仏〕
―を積む[施す] ○よい報いをもたらす善行。古くは「ぜんごん」
【功徳】くどく 〔仏〕 ⇒295
人に―を施す。―を積む ○よい果報が得られる善行。「功能福徳」の意
【積悪】せきあく 〔文章〕 ⇔積善
―の報い[余殃(よおう)] ○たび重なった悪事
【悪逆】あくぎゃく 〔文章〕
―の徒。―無道(ぶどう)の行い ○人道に背いた大きな悪事。八逆の一つ
【業】ごう 〔仏〕 ⇒692b
―が深い。悪心より出た― ○現在・未来の運命を決定するとされている前世の善悪の行為。また悪い行為の報い
【宿業】しゅくごう 〔仏〕
この病いは前世の―かも知れない ○前世の行為。その報い
【悪業】あくごう 〔仏〕 ⇔善業
―の数々 ○悪い報いを招くような前世の行い
【罪業】ざいごう 〔仏〕
―の深い身。―を重ねる ○罪となる行い。罪の報い
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角川類語新辞典 ページ 5410。