に‐し‐て‐は🔗⭐🔉振
に‐し‐て‐は
〘連語〙 (条件と結果の落差を問題にして)その割に、の意を表す。…(な)のに。
「都会━緑が多い」
「初めて━よくできた」
「あれだけ働いた━ボーナスが少なすぎる」
◇連語「にして」+副助詞「は」。
に‐し‐て‐も🔗⭐🔉振
に‐し‐て‐も
〘連語〙
❶ 《体言に付いて》それ以外の場合であっても同様である意を表す。
「息子━初めから学校が嫌いだったわけではない」
❷ 《体言、形容動詞の語幹、動詞・形容詞の終止形などに付いて》かりにそうであったとしても。
「たとえ冗談━許せない」
「忙しい━連絡くらいは入れてください」
❸ 《「A━B━」の形で》同類のものを並べ上げて、どちらの場合でも適合する意を表す。…にしろ…にしろ。…にせよ…にせよ。
「やる━やめる━私に知らせてくれ」
❹ 《疑問詞や疑問詞を伴う語に付いて》どの場合も例外なく。
「いずれ━早くしたほうがいい」
「何をする━初めが肝心だ」
「どこで暮らす━故郷は忘れない」
◆連語「にして」+副助詞「も」。
表現「にしろ」「にせよ」「にしたって」「にしたところで」「にしたところが」「にしてみても」などとも。
にし‐にほん【西日本】🔗⭐🔉振
にし‐にほん【西日本】
〘名〙 日本列島の西半分。中部地方以西に位置する近畿・中国・四国・九州の各地方。にしにっぽん。
⇔東日本
◇地質構造上からは糸魚川いといがわ‐静岡構造線以西の地域をいう。
にし‐はんきゅう【西半球】━ハンキウ🔗⭐🔉振
にし‐はんきゅう【西半球】━ハンキウ
〘名〙 地球の西側の半分。子午線の零度から西へ一八〇度までの地域。南北アメリカ大陸を含む。
⇔東半球
にじ‐ます【虹▼鱒】🔗⭐🔉振
にじ‐ます【虹▼鱒】
〘名〙 食用として各地で養殖されるサケ科の淡水魚。青褐色の背に小さな黒点が散在し、体側に淡紅色の帯が縦に走る。
明鏡国語辞典 ページ 4680。