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❹ 《「お[ご]」+動詞連用形に付いて》行為者に対する尊敬と、相手(=聞き手・読み手)に対する丁寧の気持ちを添える。🔗🔉

❹ 《「お[ご]」+動詞連用形に付いて》行為者に対する尊敬と、相手(=聞き手・読み手)に対する丁寧の気持ちを添える。 「もうお帰り━か」 「先様はもうお待ち━よ」 表現「…になります」「…になっています」などを簡略に表したもの。→お(御) ❺ 《「━ね」の形で終助詞的に》丁寧な調子で相手への訴えかけを強める。 「あしたは━ね、ちょっと━ね、都合が悪くて━ね」 ❻ 《形容詞や形容詞型の助動詞の終止形、または形容詞連用形+過去の助動詞「た」に付いて》丁寧な気持ちを添える。 「僕(は)とてもうれしい━」 「この小説は面白くない━よ」 「昨夜は暑かった━ね」 表現 ⑴ 「少し暑いですね」のように「ね」「よ」「か」などの終助詞を伴う形は普通に使われるが、「ちょっと暑いです」のように「です」で言い切る形はぎこちなく感じられる。過去を表す場合は「昨日は暑いでした」ではなく、「昨日は暑かったです」の形になるが、やはり終助詞を伴わない形はぎこちなく感じられる。 ⑵ 形容詞を丁寧に言うには、「楽しゅうございます」「待ち遠しゅうございます」など形容詞の連用形+「ございます」の形もあるが、「おはようございます」「ありがとうございます」など決まった言い回し以外はあまり用いられなくなっている。「仕事は楽しいです→楽しく仕事をしています」「お会いするのが 待ち遠しいです→待ち遠しく感じられます」「足下がおぼつかないです→おぼつかない状態です」のように、形容詞を述語にしない形に言い換えることができる。 ❼ 《「…ませんでした」の形で、動詞や動詞型活用の助動詞の連用形に付いて》「…なかった」(打ち消し+過去)に丁寧な気持ちを添える。 「知りませんでした」 「塾に行かせませんでした」 語法「ます」と「です」の丁寧語が二つ使われているが、「ません」に「た」が直接付けられないので、「です」は敬体を崩さずにつなぐ働きをしている。→「ます」の語法⑵「ません」の語法「ない」(助動)の語法 ❽ 〔終助詞的に〕応答表現などで、軽い丁寧さを表す。 「〔相手に同意して〕まったく━」 「お先━」 「今年もよろしく━」 ◇俗語的な用法。「全く同感です」「お先に失礼します」「よろしくお願いします」などを簡略にして、丁寧の気持ちを残したもの。 ◆語法 ⑴ 体言、形容動詞の語幹に付くほか、形容詞の終止形や一部の助動詞に付く。⑤⑦はいろいろな成分に付く。 ⑵ 過去を表す場合、①②は「当時私は学生でした」「報酬はわずかでした」のように、過去の助動詞「た」の前に「です」を置く「…でした」の形が一般的。丁寧の意に重点を置いて「…たです(+終助詞)」の形を使うこともあるが、一般的でない。「 とても立派だったです 立派でした[立派な…でした]」「 結果はどうだったですか?→ どうでしたか?」 ⑶ 方言や古風な言い方では動詞(型の助動詞)の終止形にも付くことがあるが、現在の共通語では不適切。「披露のとき呼んで御馳走するです。シャンパンを飲ませるです〈漱石〉」「× たくさん食べるです→ 食べます」 ⑷ 未然形「でしょ」は、「でしょう」を「です」+「う」(推量の助動詞)と解釈した場合に立てられる。「です」と「でしょう」は接続する語に違いがあるので、別語とされることが多い。→でしょう でず‐いらず【出ず入らず】  〘名〙 出入り・増減・損得・過不足などがないこと。ほどよいこと。 「何事も━にする」

明鏡国語辞典 ページ 4192 での=聞き手単語。