⑵ Aの動作である「…」の部分を謙譲語にするのは誤り。「× ご拝読いただきありがとうございます→○ お読み[ご覧]いただき…」 🔗⭐🔉振
⑵ Aの動作である「…」の部分を謙譲語にするのは誤り。「× ご拝読いただきありがとうございます→○ お読み[ご覧]いただき…」 →「お」のコラム11・20
❷ 《「…(さ)せて━」の形で》→させていただく
◆→敬語解説
表記㊁はかな書きも多い。
可能頂ける
[名]いただき
関連語
大分類‖受ける‖うける
中分類‖貰う‖もらう
いただ・ける【頂ける(▽戴ける)】
〘動下一〙
㈠ 〘自他〙
❶ 「もらえる」の謙譲語。また、「食べられる」「飲める」の丁重語。いただくことができる。
「優秀賞 を/が━・けた」
→頂く④⑤⑥
❷ よいと認めて受け入れることができる。
「その説は━・けないね」
㈡ 〘補動〙 《「…て[で]いただける」「お[ご]…いただける」の形で》謙譲 Aに…てもらえるという動作について、Aを高める。
「(私は)先生に教えて━・けました」
「小社の製品はどなたにもお使い━・けます」
「〔駅のアナウンスで〕次の電車は(私どもはお客様に)ご乗車━・けません」
◇「お[ご]…いただける」の「…」には動詞連用形や漢語サ変動詞語幹が入る。→お・ご
表現
⑴ 「Aは…いただける」は、「Aは(Bに)…してもらえる」意。「お客様はこのサービスをご利用いただけます」は、「お客様は(別の誰かに)このサービスを利用してもらえる」の意となり、誤り。「(私どもは)お客様にこのサービスをご利用いただけます」や、「お客様はこのサービスをご利用になれます」が適切。
⑵ もらえるかどうか聞く、また、もらいたいとお願いするときは、次の順で丁寧さが増す。「いただけますか」「いただけませんか」「いただけませんでしょうか」
⑶ やりもらいのできないものについて「いただけますか」とお願いするのは適切でない。「× お名前[電話番号]をいただけますか」
◆「頂く」の可能形。
明鏡国語辞典 ページ 365 での【⑵ Aの動作である「…」の部分を謙譲語にするのは誤り。「× ご拝読いただきありがとうございます→○ お読み[ご覧]いただき…」】単語。