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いただ・く【頂く(戴く)】🔗🔉

いただ・く【頂く(戴く)】 用例引き A 敬語の「頂く」 先生からお手紙を頂く㊀④・奥様のお料理を頂く㊀⑤・庭でお茶を頂く㊀⑥・先生に推薦文をお書きいただく㊁①・〜させていただく㊁② B その他 雪を頂く山々㊀①・賞状を頂く㊀②・知事を名誉会長に頂く㊀③・アイディアをちゃっかり頂く㊀⑦  〘動五〙  ㈠  〘他〙  ❶ 頭の上に載せる。また、頭上高くに位置させる。 「頭に王冠を━」 「頭かしらこうべに霜[雪]を━(=年をとって頭髪が白くなる)」 「雪を━山々」 「頭上に満天の星を━」 「星を━・いて帰る(=夜の帰宅、特に、仕事後の夜の帰宅をいう)」 ❷ 〔古い言い方で〕敬意を表して、頭上高くにささげ持つ。押し頂く。 「賞状を━」 ❸ 上の者として敬い仕える。 「知事を名誉会長に━」 ❹ 〔②の意から〕「もらう」の謙譲語。Aからもらうという動作について、Aを高める。頂戴ちょうだいする。 「A先生からお手紙を━」 「入学祝いを━」 「別途、手数料を━・きます」 「励ましのお言葉を━」 「お小言を━」 表現その動作がそれを受ける人の恩恵となることを表す。上に尊敬・丁寧の接頭語「お・ご(御)」を伴うことが多い。「賜る」は目上の人から頂くの意で、「頂く」よりは敬意の度合いが高い。 ❺ 「食べる」「飲む」の謙譲語。また、風呂ふろに入る意の謙譲語。Aからもらって食べたり飲んだりする動作について、Aを高める。また、Aから風呂をもらって入るという動作について、Aを高める。 「奥様のお料理は十分に━・きました」 「『お風呂がわきました』『では、お先に━・きます』」 ◇→いただきます ❻ 「食べる」「飲む」の丁重語。また、風呂に入る意の丁重語。相手(=聞き手・読み手)に対する改まった気持ちや上品な気持ちを表す。 「お夕飯ができましたから、冷めないうちに━・きましょう」 「晴れた日には庭でお茶を━のが習慣です」 「帰宅してすぐにお風呂を━・きました」 注意高めるべき人物が曖昧あいまいになり丁重語化したもので、本来は誤り。 ❼ 利益となるものを苦労もなく手に入れる。 「この勝負はこちらで━・いたぞ」 表現皮肉な気分を伴うこともある。「人のアイディアをちゃっかり━・いて澄ましている」 ㈡  〘補動〙  ❶ 《「…て[で]いただく」「お[ご]…いただく」の形で》謙譲 Aに…てもらうという動作について、Aを高める。 「A先生に推薦文をお書き━」 「いつも懇意にして━・いております」 「早速着手して━・きたい」 「お褒め━・いて恐縮の至りです」 「早速ご手配━・きたく願い上げます」 ◇「お[ご]…いただく」の「…」には動詞連用形や漢語サ変動詞語幹が入る。 注意 ⑴ 「…ていただく」「お[ご]…いただく」は、〈Aの「…」という動作を、いただく〉意で、Aの動作がそれを受ける人の恩恵となることを表す。恩恵を与える側のAを主語にした「先生来ていただきました」は誤り。「(私どもは)先生来ていただきました」もしくは「先生が来てくださいました」が正しい。 ⑵ Aの動作である「…」の部分を謙譲語にするのは誤り。「× ご拝読いただきありがとうございます→ お読み[ご覧]いただき…」 →「お」のコラム1120 ❷ 《「…(さ)せて━」の形で》→させていただく ◆→敬語解説 表記㊁はかな書きも多い。 可能頂ける [名]いただき 関連語 大分類‖受ける‖うける 中分類‖貰う‖もらう

明鏡国語辞典 ページ 363 での頂く(戴く)単語。