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㈡ 《「…て[で]下さい」「お[ご]…下さい」の形で》尊敬 Aに…てくれと要望・懇願することについて、Aを高める。🔗🔉

㈡ 《「…て[で]下さい」「お[ご]…下さい」の形で》尊敬 Aに…てくれと要望・懇願することについて、Aを高める。 「頑張って━」 「私に構わないで━」 「どうかあの子の幸せを祈ってやって━」 「先生、こちらにお掛け━」 「ご依頼の件よろしくご検討━」 ◇「お[ご]…下さい」の「…」には動詞連用形や漢語サ変動詞語幹が入る。 表現「…て下さい/お[ご]…下さい」では、後者の方が敬意の度合いが高い。「右、ご了承下さい」「明日までにご返答下さい」など一方的に要望する意が強く出る場合もあるため、「何とぞ」「恐れ入りますが」などの言葉を足したり、「…下さいませんか」「…下されば幸いです」などの言い方にしてやわらげる。 注意 ⑴ 「お[ご]」を付けず動詞連用形・サ変動詞語幹に直接「下さい」を続けるのは誤り。「× 取り寄せ下さい」「× 確認下さい」 ⑵ サ変動詞として使わない(「○○する」と言わない)名詞を「ご[お]…下さい」とするのは誤り。「× ご参考下さい→ 参考になさって下さい・ご参考になって下さい」 →「お」のコラム111314 ◆「下さる」の本来の命令形「くだされ」の転とも、連用形「ください」+「ませ」の下略からともいう。 表記㊁はかな書きも多い。 くださ・る【下さる】  〘動五〙  ㈠  〘他〙 「与える」「くれる」の尊敬語。お与えになる。くだされる。 「殿様が家臣に褒美を━・った」 「我々に協力を━・った方々は次の通りです」 ㈡  〘補動〙 《「…て[で]下さる」「お[ご]…下さる」の形で》尊敬 Aが…てくれるという動作について、Aを高める。 「神様がお守り━」 「ご援助━・り誠に感謝に堪えません」 「先輩方がいつも私をかわいがって━・います」 「山田さんが私に教えて━・った」 ◇「お[ご]…下さる」の「…」には動詞連用形や漢語サ変動詞語幹が入る。→お(御)①㋑ご(御)①㋑ ◆下一段動詞「下される」が五段化した語。 表現もと、「くださった」「くださって」は、上品な言い方では「くだすった」「くだすって」となった。「先生の下すった、それはね〈徳富蘆花〉」「それをお奉行様が聴いて下すって〈鷗外〉」など例が頻出するが、今では古風な感じを伴う。 表記㊁はかな書きも多い。

明鏡国語辞典 ページ 1753 での㈡ 《「…て[で]下さい」「お[ご]…下さい」の形で》尊敬 Aに…てくれと要望・懇願することについて、Aを高める。単語。