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あ・てる【当てる(充てる・宛てる・中てる)】🔗🔉

あ・てる【当てる(充てる・宛てる・中てる)】 ㈠  〘他下一〙  ❶ ある物を移動させて他の物に強く接触させる。ぶつける。特に、命中させる。 「打者がボールにバットを━」 「馬にむちを━」 「的に矢を━」 表記命中させる意ではもと多く「中」を使った。今は「当」を使う。 ❷ ある物が体にふれるようにする。 「額ひたいに手を━」 「耳に受話器を━」 「胸に聴診器を━」 「傷口にガーゼを━」 「座布団を━(=座布団を敷いて座る)」 ❸ ある物に木片・布・紙などをあてがう。 「物差しを━・てて測る」 「布を━・てて補強する」 「吸い取り紙を━・ててインクの乾きを早める」 「ほころびにつぎを━」 ❹ 光・熱・風などの作用があるものに及ぶようにする。また、意図しないのに、その作用をあるものに及ばせてしまう。 「患部に放射線を━」 「洗濯物を風に━」 「鉢植えを夜露に━・てて枯らしてしまう」 ❺ 敵などに立ち向かわせる。対抗させる。 「主戦に最強の代打を━」 「新生チームを強豪チームに━・てて実力を試す」 ❻ 割り振って、対処させたり従事させたりする。 「中堅社員を渉外に━」 「屈強の若者を警備[保安要員]に━」 表記「充てる」とも。 ❼ ある目的にあてはめて使う。割り振る。割り当てる。 「余暇を読書に━」 「賞与を生活費に━」 「寄付を活動資金に━」 「講堂を展覧会場に━」 表記多く「充てる」と書く。 ❽ 関係づけて対応させる。あてはめる。 「外来語に漢字を━」 「novel に『小説』という訳語を━」 表記もと多く「宛」を使ったが、今は「当」が一般的。 ❾ 隠された事実を正しく推測して正解を見いだす。 「答え[年齢・犯人]を━」 「探し━・尋ね━」 ❿ 商売や興行で成功する。 「相場で山を━」 語法「商売で一山━」「新作芝居で大いに━」のように、自動詞的に使うことが多い。 ⓫ くじや懸賞などで選ばれて金品を得る。 「くじで特等を━」 「懸賞で一〇〇万円を━」 ⓬ 《「━・てられる」の形で》飲食物・毒・暑さなどで、体が悪い影響を受ける。 「猛暑[毒気どっけ]に━・てられる」 表記「中」を使うことが多い。 ⓭ 《「━・てられる」の形で》仲のいいところを見せつけられる。 「熱々の二人に━・てられる」 ㈡  〘自下一〙  ❶ 《多く「━・てて」「━・てた」の形で》手紙などを差し向ける。出す。 「妻に━・てて手紙を書く」 「友人に━・てた速達便」 表記普通「宛てる」と書く。 ❷ 授業などで、問題を解くなどの課題を与えるために指名する。 「生徒に━・てて朗読させる」 「先生に━・てられたがうまく答えられなかった」 [文]あ・つ(下二) 関連語 大分類‖合う‖あう 中分類‖相応しい‖ふさわしい 大分類‖当たる‖あたる 中分類‖接する‖せっする 大分類‖当たる‖あたる 中分類‖当たる‖あたる

明鏡国語辞典 ページ 149 での当てる(充てる単語。