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パラフィン🔗🔉

パラフィン (ぱらふぃん) paraffin アルカン(パラフィン系炭化水素)の同義語として用いられる場合と、パラフィンろうのことをいう場合とがある。→アルカン →パラフィンろう

パラフィン系炭化水素🔗🔉

パラフィン系炭化水素 (ぱらふぃんけいたんかすいそ) →アルカン

パラフィン紙🔗🔉

パラフィン紙 (ぱらふぃんし) paraffin paper 紙にろうを塗工したり含浸したりしてつくった加工紙。原紙として模造紙、グラシン紙またはクラフト紙などを用い、パラフィンを主とした塗布剤を塗るか含浸させて得られるので耐水性に優れている。日本では1900年(明治33)ごろから薬剤包装用としての製造研究が始められ、04年ごろから軍の需要につれ盛んになり、19年(大正8)のペーパーストローの考案以来製造が伸び、今日では食料品、医薬品、嗜好{しこう}品および機械類などの包装に広く用いられている。 <御田昭雄>

パラフィンろう🔗🔉

パラフィンろう (ぱらふぃんろう) paraffin wax 石油の常圧蒸留残油を減圧蒸留して留出した油から分離精製した炭化水素であり、石{せき}ろうともいう。主成分は直鎖状飽和炭化水素(ノルマルパラフィン)である。融点は49〜71度Cのものがあり、白色半透明の固体である。ろうそく、パラフィン紙、クレヨンなどの原料に用いられる。→ろう <難波征太郎>

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