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関口柔心🔗🔉

関口柔心 (せきぐちじゅうしん) (1598―1670)近世初期の柔術家、関口新心{しんしん}流の祖。家譜によれば、生国駿河{するが}、通称弥六右衛門{やろくえもん}、名は氏心{うじむね}、隠居して柔心と号す。父はもと今川の家臣、関口外記{げき}氏幸{うじゆき}。若年のころより刀槍{とうそう}の術を好んだ。諸国を歴遊し、長崎に至り、中国の拳法{けんぽう}・捕縛{ほばく}の術を学び、受身の術をくふうして名人といわれた。のち紀州藩に召し出され柔術および居合の一流をたて殷の湯王{とうおう}の湯盤{とうばん}の銘にいう日々新の語をとり新心流と称した。 <渡邉一郎>

関口台🔗🔉

関口台 (せきぐちだい) 東京都文京区南西端にある地名。山手{やまのて}台地の一部で、西は目白台、東は音羽{おとわ}川の谷を隔てて小日向{こびなた}台に接する。1590年(天正18)、江戸に飲料水を送るため、神田川(旧神田上水)の水をこの地点でせき止めた堰{せき}の口という意味が地名の由来。神田川に臨む台地斜面は、関口芭蕉庵{ばしょうあん}、椿山荘{ちんざんそう}(旧山県有朋{やまがたありとも}邸)、江戸川公園などの風致地区。台地上に東京カテドラル聖マリア大聖堂(1964年完成、丹下{たんげ}健三らの設計)がある。 <沢田 清> 【地】2万5000分の1地形図「東京西部」

日本大百科 ページ 35633