複数辞典一括検索+

石経🔗🔉

石経 (せきけい) 儒・仏・道教の経典の文字を石に刻したもの。広く経文の標準を示し、長く後世に伝えることを目的にした。後漢{ごかん}の霊帝が175年(熹平4)に詔{しよう}して182年(光和6)に完成し、大学門外に建てられた熹平{きへい}石経(鴻都{こうと}石経、一字石経、今字{きんじ}石経ともいう)を始めとする。その後、魏{ぎ}の正始{せいし}年間(240〜248)の正始石経(三字石経、三体石経ともいう)、837年(唐の開成2)に成った開成{かいせい}石経、951年(後蜀{こうしよく}の広政14)の成都{せいと}石経(益都{えきと}石経、広政{こうせい}石経ともいう)などがある。仏教では、北斉{ほくせい}の泰山{たいざん}経、石峪金剛{せきよくこんごう}経、徂徠山映仏崖大般若{そらいざんえいぶつがいだいはんにや}経、隋{ずい}唐の房山雲居寺石経など。道教では、708年(唐の景竜2)の易州道徳経碑、735年(開元23)の御注{ぎよちゆう}道徳経などがある。 <田中 有>

日本大百科 ページ 35635 での石経単語。