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石英ガラス🔗🔉

石英ガラス (せきえいがらす) quartz glass 特殊ガラスの一つで、石英(二酸化ケイ素)だけの単成分からできている硬質ガラス。シリカガラスともいう。不純物の多少によって性能も異なるが、概して熱膨張係数が5〜6×10[▲-7]と小さく、徐冷温度も1140度Cと高いから耐熱性、耐熱衝撃性とも実用ガラス中で頂点にたち、理化学用器として重要である。珪砂{けいさ}または水晶から電気溶融でつくる。前者は微細な気泡のため不透明だが、後者は透明で品質も高い。光通信などに使う超高純度のものは四塩化ケイ素(液体)、モノシラン(気体)などから気相合成でつくられ、光吸収損失の原因となる遷移元素などの不純物含有率が最低10億分の1以下のものまである。光通信用ファイバーは気相合成法の一種の化学蒸着によってつくられることが多い。→ガラス →特殊ガラス <境野照雄>

日本大百科 ページ 35614 での石英ガラス単語。