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石英安山岩🔗🔉

石英安山岩 (せきえいあんざんがん) dacite / quartz-andesite 〔1〕花崗閃緑{かこうせんりよく}岩に相当する化学組成をもつ火山岩。〔2〕石英の斑晶{はんしよう}を含む安山岩。〔1〕と〔2〕の二つの用い方があって紛らわしいので、〔1〕をデイサイトdaciteとよぶほうがよい。デイサイトは安山岩より無水ケイ酸を多く含み、有色鉱物はすこししか含まない。流紋岩とはカリ長石成分と全長石成分の比によって区別され、この比が3分の1以下をデイサイト、それ以上を流紋岩という。デイサイトは一般に灰色で斑状組織を示す。斑晶として斜長石、石英、ホルンブレンド、黒雲母{くろうんも}、磁鉄鉱、ときには橄欖{かんらん}石やざくろ石などを含む。石英の斑晶を含まないこともある。石基はガラス質または結晶質(斜長石、アルカリ長石、シリカ鉱物を主とする)である。島弧や活動的大陸縁辺域に、カルク・アルカリ系列安山岩に伴って産する。→流紋岩 →火成岩 <千葉とき子>

日本大百科 ページ 35613 での石英安山岩単語。