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石ヶ崎支石墓🔗🔉

石ヶ崎支石墓 (いしがさきしせきぼ) 福岡県前原{まえばる}市所在の弥生{やよい}時代の墳墓遺跡。平野を分断するように突出する標高30メートルの曽根{そね}丘陵の先端に位置する。1949年(昭和24)に調査され、支石墓一基、甕棺墓{かめかんぼ}23基、土壙墓{どこうぼ}三基が検出されたが、ことに支石墓の存在が著名である。支石墓は縄文時代晩期〜弥生時代中期に属する甕棺墓群の中心に位置するが、時期的にはその大部分より遅れて出現したものと考えられる。花崗{かこう}岩製の上石は傾き、下部構造の石室も盗掘のため一部を破壊されている。石室内から碧玉{へきぎょく}製管玉{くだたま}11個を検出。前原地方は支石墓の群集地の西限をなし、しかもそれらは弥生時代前期までに属する。本支石墓は時期的のみならず構造的にも異質であり、支石墓としての性格に再考の余地がある。 <高倉洋彰>

日本大百科 ページ 3543 での石ヶ崎支石墓単語。