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石井亮一🔗🔉

石井亮一 (いしいりょういち) (1867―1937)社会事業実践家。とくに知的障害児教育に先駆的役割を果たした。佐賀県生まれ。築地{つきじ}立教学校(現立教大学)在学中に受洗、熱心なキリスト教信者となる。立教女学院の教頭となったが、1891年(明治24)の濃尾{のうび}地震に際し、知的障害児を含む孤児二十余名を引き取り、孤女学院を創設、これがのちに日本最初の知的障害児施設滝乃川学園となる。とくに知的障害児の教育に強い関心をもち、アメリカ各地の知的障害児施設を見学し、その処遇方法、教育実践に専念。その成果は『白痴児、その研究および教育』(1904)として刊行。宗教教育と生理学、心理学の科学的方法を知的障害児教育の理論と実践の両面に生かし、また日本精神薄弱児愛護協会の結成など、一生を知的障害児問題に捧{ささ}げた。 <小倉襄二>

日本大百科 ページ 3532 での石井亮一単語。