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石井廃寺🔗🔉

石井廃寺 (いしいはいじ) 徳島県名西{みようざい}郡石井町大字城ノ内字岡原に存在する奈良時代前期の廃寺跡。童学寺廃寺ともよばれる。1957年(昭和32)より59年にかけて発掘調査され、金堂{こんどう}、塔、回廊跡が検出され、南面する法起寺{ほっきじ}式伽藍{がらん}配置を有することが判明した。出土遺物には、鐙瓦{あぶみがわら}5種、宇{のき}瓦3種、鬼瓦3種などの屋根瓦、瓦塔{がとう}、土師{はじ}器、鉄釘{てつくぎ}などがある。本廃寺は、伽藍配置および出土瓦の検討により、阿波{あわ}国分寺に先行して建立されたもので、同国におけるもっとも古い寺の一例とすることができる。 <坂詰秀一>

日本大百科 ページ 3528 での石井廃寺単語。