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石井研堂🔗🔉

石井研堂 (いしいけんどう) (1865―1943)編集者、明治文化研究家。岩代{いわしろ}(福島県)郡山{こおりやま}に生まれる。本名民司。1885年(明治18)上京し、岡千仭{せんじん}の漢学塾に入る。やがて児童雑誌『少国民』の編集に腕を振るい、また『理科十二ヶ月』12冊など少年向きの科学書も刊行した。一方、漂流奇談の編纂{へんさん}や『中村正直{まさなお}伝』の刊行など、多方面の活動をする。とくに1908年(明治41)刊行の『明治事物起原』(1969再刊)は明治文化の総覧的基礎文献であり、以後二度にわたり増補される。その間吉野作造らと明治文化研究会を創設、『明治文化全集』を編纂するなど、明治文化研究に尽力した。また錦絵{にしきえ}や古銭の研究家としても知られ、『釣師気質{かたぎ}』の著もある。 <大屋幸世>

日本大百科 ページ 3527 での石井研堂単語。