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摺鉦🔗🔉

摺鉦 (すりがね) 日本の平{たいら}ゴング系体鳴楽器。別名、当り鉦、ちゃんぎり。直径15〜30センチの金属製の皿型の縁に穴をあけて紐{ひも}を通したもの。手でぶら下げて容器の内側を打ち鳴らす場合を当り鉦、直接手に持ち内側を摺るように奏する場合を摺鉦という。念仏踊、祭礼囃子{ばやし}などで使われる。歌舞伎{かぶき}ではにぎやかな町の雰囲気の表現、所作事{しょさごと}に利用される。 <山口 修>

日本大百科 ページ 34706 での摺鉦単語。