こう‐ぎょう【興行】(‥ギャウ)
1 儀式、会合などを催すこと。*平家‐三「灌頂興行せらるべき由」
2 事をおこしすすめること。事業などを行なうこと。*吾妻鏡‐元仁元年一二月二日「政道興行之志」
3 連歌の会を催すこと。連衆が俳諧の席を設けて連歌を行ない、他の人に示し見せること。*俳・奥の細道「四日、本坊において誹諧興行」
4 観客を集め、見物料を取って、演劇、相撲、映画、見世物などを催すこと。「歌舞伎興行」*太平記‐二七「桟敷と申は、橋の勧進に桑門の世捨人が興行する処也」
こうぎょう‐かぶ【興行株】(コウギャウ‥)
株式市場で、劇場、映画、娯楽施設などの興行物に関係している会社の株。
こうぎょう‐けん【興行権】(コウギャウ‥)
脚本や映画などを上演また上映することができる権利。
こうぎょう‐し【興行師】(コウギャウ‥)
興行物の開催を職業とする人。
こうぎょう‐ぜい【興行税】(コウギャウ‥)
興行4に課せられる税金。
こうぎょう‐もの【興行物】(コウギャウ‥)
入場料または観覧料をとって観客に公開する催し物。演劇、相撲、ボクシングなどの類。
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