複数辞典一括検索+

いしみかわ【石見川・杠板帰・石膠】(いしみかは)🔗🔉

いしみかわ【石見川・杠板帰・石膠】(いしみかは) 1 タデ科の一年草。各地の原野、路傍に生える。茎はつる性で長さ約二メートルに達し、逆向きのとげがある。葉は三角形状で先が鋭くとがる。托葉(たくよう)は丸い盾(たて)形で茎はその中央を貫く。秋、淡緑白色の小さい花が穂となって咲く。実は不明瞭な三つの角をもつ紫色の球形で、数個かたまり、藍色の宿存がくに包まれる。 2 「つるそば(蔓蕎麦)」の誤称。

いわみ【石見】(いはみ)🔗🔉

いわみ【石見】(いはみ) 山陰道八か国の一つ。大化改新により一国となる。鎌倉時代は佐々木氏、藤原兼高とその一族、室町時代には大内義弘、その後、吉見、益田氏らが割拠し、再び大内氏が統一。のち毛利氏が領有。明治維新後大森、浜田県を経て明治九年島根県の西半部を形成。石州。

いわみ‐がた【石見潟】(いはみ‥)🔗🔉

いわみ‐がた【石見潟】(いはみ‥) 石見国(島根県)の海岸。歌枕。石見潟の浦廻(うらみ)というところから、「浦廻」と同音の「恨み」にかかる枕詞としても用いる。

いわみ‐ぎん【石見銀】(いはみ‥)🔗🔉

いわみ‐ぎん【石見銀】(いはみ‥) 江戸時代、幕府直轄領の石見国(島根県)の銀山で精錬した灰吹銀。

いわみ‐ぎんざん【石見銀山】(いはみ‥)🔗🔉

いわみ‐ぎんざん【石見銀山】(いはみ‥) 石見国(島根県)の銀山の総称。鎌倉後期発見。豊臣秀吉が直轄地とし、江戸幕府も、大森に銀山奉行を置き直轄した。大森銀山。

いわみぎんざん‐ねずみとりぐすり【石見銀山鼠取薬】(いはみギンザン‥)🔗🔉

いわみぎんざん‐ねずみとりぐすり【石見銀山鼠取薬】(いはみギンザン‥) 石見銀山(島根県)の副産物砒石(ひせき)で作った殺鼠剤。石見銀山。

いわみぎんざん‐ぶぎょう【石見銀山奉行】(いはみギンザンブギャウ)🔗🔉

いわみぎんざん‐ぶぎょう【石見銀山奉行】(いはみギンザンブギャウ) 江戸幕府の職名。石見銀山を統轄するもの。慶長六年に設けられたが、延宝三年からは代官支配となる。

いわみ‐せきれい【石見鶺鴒】(いはみ‥)🔗🔉

いわみ‐せきれい【石見鶺鴒】(いはみ‥) セキレイ科の鳥。全長約一八センチメートル。背面はオリーブ色、腹面は黄白色で胸に黒帯がある。ユーラシア大陸に分布し、日本には少ない。みやませきれい。《季・秋》

いわみ‐たろう【石見太郎】(いはみタラウ)🔗🔉

いわみ‐たろう【石見太郎】(いはみタラウ) 入道雲。

いわみ‐やき【石見焼】(いはみ‥)🔗🔉

いわみ‐やき【石見焼】(いはみ‥) 島根県大田市、邇摩郡、江津市、浜田市の三十余の陶器窯から産する日用粗陶器。宝暦年間に始まったとされる。

日本国語大辞典石見で始まるの検索結果 1-10