いわ【岩・磐・巌】(いは)🔗🔉

いわ【岩・磐・巌】(いは) 1 石の巨大なもの。地殻を形づくっている堅い物質。地上、または海中などに露出しているものや、その断片もいう。岩石。岩礁。いわお。 2 1の類を材料にして作ったもの。 船の碇。漁網の裾につけるおもり。 3 能楽で、竹籠の前面だけに緞子(どんす)を張り、内側から演者が出られるようになっている作り物。 ●岩が物言(ものい)う 秘密が漏れたり、世間に知られるはずのないことがうわさとなって流れたりすること。 ●岩に花(はな)咲(さ)く =いし(石)に花咲く ●岩の=懸道(かけみち)[=懸路(かけじ)] 岩壁の間を縫うように通っているけわしい山道。

●岩が物言(ものい)う🔗🔉

●岩が物言(ものい)う 秘密が漏れたり、世間に知られるはずのないことがうわさとなって流れたりすること。 ●岩に花(はな)咲(さ)く =いし(石)に花咲く ●岩の=懸道(かけみち)[=懸路(かけじ)] 岩壁の間を縫うように通っているけわしい山道。 いわ【家】(いは) 「いえ(家)」の上代東国方言。*万葉‐四四二三「伊波(イハ)なる妹は」

●岩に花(はな)咲(さ)く🔗🔉

●岩に花(はな)咲(さ)く =いし(石)に花咲く ●岩の=懸道(かけみち)[=懸路(かけじ)] 岩壁の間を縫うように通っているけわしい山道。 いわ【家】(いは) 「いえ(家)」の上代東国方言。*万葉‐四四二三「伊波(イハ)なる妹は」

●岩の=懸道(かけみち)[=懸路(かけじ)]🔗🔉

●岩の=懸道(かけみち)[=懸路(かけじ)] 岩壁の間を縫うように通っているけわしい山道。 いわ【家】(いは) 「いえ(家)」の上代東国方言。*万葉‐四四二三「伊波(イハ)なる妹は」

いわ‐い【岩井】(いはゐ)🔗🔉

いわ‐い【岩井】(いはゐ) 岩の間からわき出る泉を井としたもの。または、周囲を石で囲んだ井。また、その水。いしい。 茨城県南西部の地名。平将門が営所を建てた所。猿島(さしま)茶、タバコの産地。昭和四七年市制。

いわい【岩井】(いはゐ)🔗🔉

いわい【岩井】(いはゐ) 姓氏。

いわい‐かいづか【岩井貝塚】(いはゐかひづか)🔗🔉

いわい‐かいづか【岩井貝塚】(いはゐかひづか) 千葉県東葛飾郡沼南町岩井にある縄文時代後期の貝塚。

いわい‐ぐし【岩井櫛】(いはゐ‥)🔗🔉

いわい‐ぐし【岩井櫛】(いはゐ‥) 1 背を銀で飾った伽羅の櫛。平賀源内が考案。源内櫛。 2 江戸時代、明和の頃、四世岩井半四郎の当たり役「三日月お仙」にちなんで作られた櫛。浅葱(あさぎ)塗りの棟のきわめて狭い三日月形のもの。

いわい‐は【岩井派】(いはゐ‥)🔗🔉

いわい‐は【岩井派】(いはゐ‥) 具足師の流派の一つ。徳川家康の信任を得て幕府のおかかえ具足師となった岩井与左衛門を祖とするもの。

いわい‐はんしろう【岩井半四郎】(いはゐハンシラウ)🔗🔉

いわい‐はんしろう【岩井半四郎】(いはゐハンシラウ) 歌舞伎俳優。 初世。元禄期大坂で座元と立役を兼ねた。通称、長四郎。(一六五二〜九九) 四世。岩井家初の女形。俳名、杜若。お多福半四郎。(一七四七〜一八〇〇) 五世。四世の子。立女形となり、毒婦、悪婆役を確立。痛称、大太夫。(一七七六〜一八四七)

いわい‐りゅう【岩井流】(いはゐリウ)🔗🔉

いわい‐りゅう【岩井流】(いはゐリウ) 日本舞踊の流派の一つ。四世岩井半四郎を流祖とし、その門下から振付師が出て一流が確立した。

いわ‐おうぎ【岩黄耆】(いはワウギ)🔗🔉

いわ‐おうぎ【岩黄耆】(いはワウギ) マメ科の多年草。北海道、本州中部以北の高山の砂礫地に生える。高さ一五〜五〇センチメートル。葉は長さ約二センチメートルの楕円形の小葉六〜一一対からなる奇数羽状複葉。八月頃、葉腋から長い花梗(かこう)を伸ばし、淡黄色の蝶形花をたくさんつける。たてやまおうぎ。

いわ‐おこし【岩】(いは‥)🔗🔉

いわ‐おこし【岩】(いは‥) 菓子の(おこし)。岩のように固いところからいう。江戸時代、元禄初年に大坂の道頓堀の辺でこの名で売り出したという。

いわ‐がき【岩牡蠣】(いは‥)🔗🔉

いわ‐がき【岩牡蠣】(いは‥) イタボガキ科の大形のカキ。本州以南の二〜一〇メートルの海底の岩礁に付着する。殻長一〇センチメートル、殻高二〇センチメートル、殻幅六センチメートルほどの長円形の厚手の貝。表面は灰褐色で内側は白い。食用。

いわ‐がく・る【岩隠る】(いは‥)🔗🔉

いわ‐がく・る【岩隠る】(いは‥) 〔自ラ四〕 1 岩の間に隠れる。岩かげに隠れる。*万葉‐九五一「石隠(いはがくり)かがよふ珠を取らずは止まじ」 2 (石城(いわき)に隠れる意)(貴人が)おなくなりになる。*万葉‐一九九「神さぶと磐隠(いはがくり)ますやすみしし吾が大王の」 〔自ラ下二〕岩かげに隠れる。*新古今‐一〇九八「岩がくれ流るる水を」

いわ‐がくれ【岩隠】(いは‥)🔗🔉

いわ‐がくれ【岩隠】(いは‥) 岩によって隠れること。また、その場所。岩かげ。

いわ‐かげ【岩陰】(いは‥)🔗🔉

いわ‐かげ【岩陰】(いは‥) 岩の背後や下方にあって、隠れている部分。岩がくれ。

いわかげ‐いせき【岩陰遺跡】(いはかげヰセキ)🔗🔉

いわかげ‐いせき【岩陰遺跡】(いはかげヰセキ) 岩壁の凹所、浅い洞穴状の場所にある遺跡。ヨーロッパの旧石器時代、日本の先縄文期、縄文期に見られる。

いわ‐が‐ね【岩が根・石が根】(いは‥)🔗🔉

いわ‐が‐ね【岩が根・石が根】(いは‥) 1 土中にしっかりと根をおろした大きな岩。また、そのように大きな岩の根もと。いわね。*万葉‐三六八八「伊波我禰(イハガネ)の荒き島根に」 2 イラクサ科の落葉低木。本州中部以西の暖かい山地に生える。高さ一〜二メートル。枝は暗紫色。若枝と葉の裏には細毛がある。葉は柄をもち互生。葉身は長さ五〜一五センチメートルの長楕円形で先はとがり、縁には浅い鋸歯がある。雌雄異株。春、小枝や葉のわきにごく小さな緑白色の花がかたまってつく。こしょうぼく。

いわがね‐ぜんまい【岩が根薇】(いはがね‥)🔗🔉

いわがね‐ぜんまい【岩が根薇】(いはがね‥) シダ類ウラボシ科の常緑多年草。各地の山林中に生える。根茎は太く横に長くはい、まばらに葉をつける。葉は長さ五〇センチメートル内外の硬い柄をもち、葉身は長さ五〇〜六〇センチメートル、幅三〇〜四〇センチメートルの卵状で少し厚く、細長くて先端が急に細くとがる小葉が羽状に七〜八対つく。胞子嚢は葉の裏側の支脈に沿って線状につくが、葉縁付近にはつかない。

いわがね‐そう【岩が根草】(いはがねサウ)🔗🔉

いわがね‐そう【岩が根草】(いはがねサウ) シダ類ウラボシ科の常緑多年草。各地の山野の林中に生える。葉は地下茎からまばらに出、長さ五〇センチメートル内外の針金のような葉柄をもち、葉身は長さ四〇センチメートル内外の卵形で羽状に分かれて三〜五対の細長い羽片をもち、最下羽片はさらに羽状に分かれる。胞子嚢は黄色で支脈にそってつき、ほとんど葉の裏一面をおおう。がんそくしだ。

いわがね‐まくら【岩が根枕】(いはがね‥)🔗🔉

いわがね‐まくら【岩が根枕】(いはがね‥) =いわまくら(岩枕)

いわ‐くだす【岩くだす】(いは‥)🔗🔉

いわ‐くだす【岩くだす】(いは‥) (「くだす」は「下す」、一説「壊す」)「畏(かしこ)し」にかかる。

いわ‐ぐも【岩雲】(いは‥)🔗🔉

いわ‐ぐも【岩雲】(いは‥) 岩の形に似ている夏の雲。入道雲。

いわ‐こす【岩越】(いは‥)🔗🔉

いわ‐こす【岩越】(いは‥) 琴の柱(じ)の上部にある、糸をのせる溝。越柱(こしじ)。

いわした【岩下】(いはした)🔗🔉

いわした【岩下】(いはした) 姓氏。

いわした‐そういち【岩下壮一】(いはしたサウイチ)🔗🔉

いわした‐そういち【岩下壮一】(いはしたサウイチ) カトリック神父。静岡の神山復生病院長となり、救癩事業と文書伝道に専心。著「信仰の遺産」など。(一八八九〜一九四〇)

いわ‐タバコ【岩煙草】(いは‥)🔗🔉

いわ‐タバコ【岩煙草】(いは‥) イワタバコ科の多年草。本州以西から台湾までの山地の岩上に生える。根ぎわから長さ一〇〜三〇センチメートルの楕円形で縁に不整の鋸歯があり、表面にしわのある葉を一〜二枚生ずる。夏、長さ一〇センチメートルぐらいの花茎を出し、鉢形で縁が五つに裂けた紅紫色の花を数個つける。若葉は食用、葉は胃腸薬に用いる。漢名、苦苣苔は誤用。いわな。みずたばこ。

いわタバコ‐か【岩煙草科】(いはタバコクヮ)🔗🔉

いわタバコ‐か【岩煙草科】(いはタバコクヮ) 双子葉植物の一科。世界に約一〇〇属二〇〇〇種が熱帯から亜熱帯に広く分布する。草本、まれに低木で、多くは着生植物である。オオイワギリソウ科。

いわ‐つばめ【岩燕】(いは‥)🔗🔉

いわ‐つばめ【岩燕】(いは‥) ツバメ科の鳥。全長約一五センチメートル。ツバメに似ているがやや小形で、特に尾羽が短く、腰が白い。あしは指先まで白毛でおおわれる。日本には三月中旬から四月上旬にかけて渡来、四国を除く各地の山地で集団繁殖する。岩壁や人家の軒、橋の下などにつぼ形の巣を作る。《季・春》

いわ‐ひばり【岩雲雀】(いは‥)🔗🔉

いわ‐ひばり【岩雲雀】(いは‥) イワヒバリ科の鳥。全長約一八センチメートル。大きさ、鳴き声ともにヒバリに似る。全体に灰褐色を帯び、翼と尾は黒い。のどの部分に白と黒のまだら模様がある。日本アルプスなど本州の高山岩地にすみ、冬期は積雪のない場所まで下る。おやますずめ。《季・夏》

いわ‐ぶすま【岩襖】(いは‥)🔗🔉

いわ‐ぶすま【岩襖】(いは‥) 眼前に一面に広がって、高くそびえ立つ岩。広げた襖にたとえていう。

いわ‐ぼたん【岩牡丹】(いは‥)🔗🔉

いわ‐ぼたん【岩牡丹】(いは‥) 「みやまねこのめそう(深山猫眼草)」の異名。

いわ‐や【石屋・岩屋・磐屋】(いは‥)🔗🔉

いわ‐や【石屋・岩屋・磐屋】(いは‥) 1 岩の間にできた天然のほら穴。また、それを利用した住居。いわむろ。 2 (―する)岩屋に住むこと。*大慈恩寺三蔵法師伝永久四年点‐二「毒竜、悪獣、多く其の中に窟(イハヤ)せり」

いわや‐ぎく【岩屋菊】(いはや‥)🔗🔉

いわや‐ぎく【岩屋菊】(いはや‥) 「あわこがねぎく(泡黄金菊)」の異名。

いわや‐ど【岩屋戸】(いはや‥)🔗🔉

いわや‐ど【岩屋戸】(いはや‥) 岩屋の戸口。

がん‐えん【岩塩】🔗🔉

がん‐えん【岩塩】 地層から掘り出した塩。等軸晶系に属し、塩化ナトリウムから成る鉱物。多くは塊状または粒状をなし、ガラス状の光沢があり、透明あるいは半透明。ドイツやポーランドに多い。山塩(さんえん)。

じ‐がん【岩】🔗🔉

じ‐がん【岩】 魚の卵のように、球状のものが集まった構造を示す岩石。状石灰岩など。

ひん‐がん【岩】🔗🔉

ひん‐がん【岩】 安山岩とほぼ同一成分で斑状組織を呈する半深成岩。斑晶の種類によって、黒雲母岩・角閃岩・輝石岩などに分ける。ふんがん。

ふん‐がん【岩】🔗🔉

ふん‐がん【岩】 ⇒ひんがん(岩)

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