かちお‐でら【勝尾寺】(かちを‥)🔗⭐🔉振
かちお‐でら【勝尾寺】(かちを‥)
大阪府箕面市粟生にある真言宗高野派の寺。山号応頂山。神亀四年僧善仲、善算の開基と伝えられる。西国三十三所の第二十三番札所。
かち‐おと・す【搗ち落とす】🔗⭐🔉振
かち‐おと・す【搗ち落とす】
〔他サ四〕
1 たたき落とす。*虎寛本狂言・節分「腹も立。かち落いてのけう」
2 じゃまをして成功させないようにする。妨害して、自己の利益になるようにする。*浄・浦島年代記‐一「人の願をかち落し」
かち‐かえし【褐返】(‥かへし)🔗⭐🔉振
かち‐かえし【褐返】(‥かへし)
全体を深い藍(あい)で染めた色。また、いったん別の色で染めた上を更に一面に藍をかけた色。
かち‐がくせつ【価値学説】🔗⭐🔉振
かち‐がくせつ【価値学説】
経済理論の根本的命題である経済的価値を対象とし、それを規定する要因を証明する学説。価値概念は、主観的価値と客観的価値に区分され、前者は、財の価値を、人間の欲望を充足しうる財の能力に対する人々の重要性の認識であるとみる。後者は、ある財と他の財との交換比率から発展し、市場に形成されるとする。
かち‐がしら【徒頭・歩行頭】🔗⭐🔉振
かち‐がしら【徒頭・歩行頭】
1 中世以後、徒歩の兵を率いる隊長。
2 江戸幕府の職名。徒組(かちぐみ)の長。おかちがしら。
かち‐かた【勝方】🔗⭐🔉振
かち‐かた【勝方】
(「かちがた」とも)勝ったほう。勝っている側。
かち‐かち🔗⭐🔉振
かち‐かち
〔副〕堅い物がぶつかってたてる音を表わす語。規則的に、また、軽く打ち合う音で、火打ち石や拍子木の音、時計の秒針が時を刻む音などにいうことが多い。*浄・曾根崎心中「火打を〈略〉かちかち打てば」
〔形動〕
1 物が非常に堅いさまを表わす語。「冷凍庫の中で豆腐がかちかちになる」
2 堅苦しく、緊張しているさま。また、性質などががんこで、融通のきかぬさまを表わす語。
火打ち石、または火打ち金。



がち‐がち🔗⭐🔉振
がち‐がち
〔副〕
1 堅い物が、幾度かぶつかり合ってたてる音を表わす語。*松翁道話‐四「たばこ呑んだ後の吸ひがらを、火鉢の縁や火入れで、ぐゎちぐゎちとたたく」
2 ふるえおののくさまを表わす語。*浄・井筒業平河内通‐四「がちがち顫ひどまぐれ」
〔形動〕
1 物の堅いさまを表わす語。
2 欲の深いさま、欲にこりかたまっていてゆとりのないさまを表わす語。


日本国語大辞典 ページ 4272。