せき【席】🔗⭐🔉振
せき【席】
1 草や竹などで編んだ敷物。むしろ。ござ。
2 すわる場所。きめられてすわるところ。座席。「ならんで席をとる」
3 会や式などの行われる場所。会場。座敷。「席に出る」
4 寄席(よせ)。講釈場。
5 遊女・芸者をかかえている家。
6 余地。余裕。すき。「何も不満を言う席はない」
〔接尾〕
1 回数を表すのに用いる。*伎・因幡小僧雨夜噺‐二幕「囲碁の集会ありしゆゑ、われも招かれ一二席手合せいたして」
2 順位を表すのに用いる「第一席に入賞」
●席暖まるに暇(いとま)あらず
(「韓愈‐諍臣論」の「孔席不
暇
暖」から)ひとところに落ち着いている暇がないほど忙しい。非常に多忙であることにいう語。
●席を改(あらた)める
すわる場所を変える。座敷・会場を変える。「席を改めて一杯やりましょう」
●席を=蹴(け)る[=蹴立てる]
怒ってそこを立ち去ろうとして立ち上がる。怒ってその場を去る。
●席を進(すす)める
人と話しているうちに、興に入るあまり夢中になって前にのりだす。
●席を外(はず)す
一時、その場を去る。座敷・会場などを途中で出る。
●席を譲(ゆず)る
自分の席をあけて人をすわらせる。また、自分のいた地位に他のものがつく。




せき【寂】🔗⭐🔉振
せき【寂】
(形動タリ)ひっそりと静かであること。現代では、多く「寂として」の形で用いられる。「寂として声なし」
せき【戚】🔗⭐🔉振
せき【戚】
中国古代の武器。まさかり。
せき【責】🔗⭐🔉振
せき【責】
しなければならないつとめ。義務。責任。せめ。「責を果たす」
せき【跡】🔗⭐🔉振
せき【跡】
1 正投影法で、直線と画面との交点、また平面と画面との交線。水平跡・直立跡・側跡の三つがある。
2 数学で、正方行列における主対角線上の要素の和。
日本国語大辞典 ページ 11774。