ぜ【前】🔗⭐🔉振
ぜ【前】
〔接尾〕(「ごぜ(御前)」の略)人を表す語に付いて、尊敬の意を添える。→尼前(あまぜ)
せあか‐ごみむし【背赤塵芥虫】🔗⭐🔉振
せあか‐ごみむし【背赤塵芥虫】
ゴミムシ科の昆虫。体長一七〜二〇ミリメートル。体は扁平で黒く、上ばねは楕円形で前胸の赤いものが多い。平地から山地の石の下などにふつうに見られる。夜、灯火にくることもある。各地に広く分布。せあかひらたごみむし。
せ‐あき【背明】🔗⭐🔉振
せ‐あき【背明】
衣服の脱ぎ着に必要なあきのうちで、背にあるもの。多く背の中央につくる。うしろあき。
ぜあみ【世阿弥・是阿弥】🔗⭐🔉振
ぜあみ【世阿弥・是阿弥】
室町前期の能役者、謡曲作者。観世元清。観阿弥清次の子。幼名藤若丸。通称三郎。父の跡を継いで観世座を統率。足利義満の後援を得て栄えたが、後年、子の元雅に死なれ、佐渡島へ配流されるなど不遇のうちに没した。卓絶した曲、能楽論を多く残し、猿楽を大成。舞・歌を能の主要素とし、稽古によって妙花風に達した人が「闌(た)けたる位」をもって幽玄美を現出するのが能芸美の極地であるとした。作品「老松(おいまつ)」「高砂」「井筒」「砧(きぬた)」など、能楽論「風姿花伝」「花鏡」「九位」「申楽談儀」など。(一三六三〜一四四三)
せい【背・脊】🔗⭐🔉振
せい【背・脊】
(「せ(背)」の変化。「せ」の長音化とすれば「せえ」と表記すべきであるとも考えられるが、古くから「せい」と表記されていて、現代かなづかいでも「せい」と書く)頭頂から足先までの高さ。みのたけ。せたけ。身長。せ。また、比喩的に、広く山、建物、植物、書物など、物の高さもいう。*愚管抄‐五「せいちいさき女房にてありけるが」
せい【石花】🔗⭐🔉振
せい【石花】
(「せ(石花)」の変化)「かめのて(亀手)」の異名。
せい【井】🔗⭐🔉振
せい【井】
1 いど。い。
2 いげた。また、その形。
3 (井戸のあるところには人が集まるところから)むらざと。まち。市井。
4 中国で古代、一里四方、九百畝の田地をいう。
5 易の六十四卦の一つ。
。上卦は坎(かん=水)、下卦は巽(そん=風)。水風井ともいう。巽は木でこの場合つるべを表し、つるべで水をくみあげるさま。
二十八宿の一つ。ふたご座のミュー星付近で井の字形になっている部分にあたる。井宿(せいしゅく)。ちちりほし。




日本国語大辞典 ページ 11603。