おおき・い【大きい】(おほきい)
〔形口〕(形容動詞「おおき(なり)」の形容詞化。室町時代以後の語)
1 (物の形について)空間を占める容積や面積が大である。「大きい人(建物・町)」
2 音量や数量が多い。「一より大きい数」「声が大きい」
3 規模が大である。盛んである。また、度量などが広い。「大きい事業」「大きい抵抗」「気が大きくなる」
4 程度がはなはだしい。たいへんである。「大きく負ける」「被害が大きい」
5 成長している。年長である。「子供はもう大きい」「大きい兄」
6 大げさである。また、えらぶっている。「大きく出る」「大きいことを言う」
7 価値がある。重大である。「この回一点とったのは大きい」
日本国語大辞典 ページ 2760 での【大きいおほきい】単語。