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●石に漱(くちすす)ぎ流れに枕す🔗🔉

●石に漱(くちすす)ぎ流れに枕す (中国、晋の孫楚(そんそ)が「石に枕し流れに漱ぐ」を「石に漱ぎ流れに枕す」と言い誤ったのを、「石に漱ぐ」は歯を磨くため、「流れに枕す」は耳を洗うためだとこじつけ弁解したという「晋書‐孫楚伝」の故事から)負け惜しみが強く、自分の誤りに、へ理屈をつけていいのがれることのたとえ。いわにくちすすぐ。 ●石に立つ矢 (石を虎と思って矢を放ったところ射通ったという「韓詩外伝‐六」に見える楚の熊渠子、「史記‐李広伝」に見える漢の李広などの故事から)一心をこめて事を行なえば、不可能なことはないということのたとえ。念力岩をも通す。岩に立つ矢。 ●石に謎(なぞ)かける こちらのいうことが相手に通じないで、全く反応がないこと、てごたえのないことのたとえ。 ●石に=花(はな)[=花咲く] 現実には起こるはずもないことのたとえ。岩に花咲く。 ●石に布団は着せられず (「石」は墓石)父母が死んでからでは、孝行を尽くそうとしても、おそいことのたとえ。孝行をしたい時分に親はなし。 ●石に枕し流れに漱(くちすす)ぐ 山野の勝地に隠遁して自由な生活をする。 ●石の油(あぶら) 石油のこと。いしあぶら。 ●石の上にも三年 (冷たい石の上でも三年すわり続ければ暖まるの意から)たとえつらくても耐えれば、やがて報われるということ。 ●石の大床(おおとこ) 石造りのかんおけ。石棺。 ●石の帯(おび) (「せきたい(石帯)」の訓読み)束帯の時用いる革製の帯。 ●石の竹(たけ) 「せきちく(石竹)」の訓読み。 ●石の=乳(ち)[=氷柱(つらら)・涎(よだれ)] 地下の空洞の天井からたれさがった、乳房状の石灰岩。鍾乳石。 ●石の使(つか)い 硯の異称。 ●石の中の蜘蛛(くも) 恐れて家にとじこもっていること、身が自由にならないことのたとえ。 ●石の階(はし) (「せっかい(石階)」の訓読み) 1 =いしだん(石段) 2 =いしばし(石橋) ●石の火(ひ) 1 火打ち石を打って出す火。きり火。*浄・生玉心中‐下「鍔を火打の石の火の」 2 石が熱せられて発すると考えられた火。*宇津保‐春日詣「いしのひに氷とく」 3 =いし(石)の火の光の間 ●石の火の光の=間(ま)[=内(うち)] きわめて短い瞬間。また、人生の短いことのたとえ。石火(せっか)の光。 ●石の間(ま) ⇒親見出し ●石の枕(まくら) 1 石造りの枕。また、石を枕にすること。重いこと、固いことなどのたとえ。*古今六帖‐五「いしの枕も浮きぬべらなり」 2 =いしまくら(石枕)3 ●石の港(みなと) 硯の異称。 ●石を抱きて淵(ふち)に=入る[=臨(のぞ)む] (「韓詩外伝‐三」に「君子行不苟難<略>夫負石而赴河、行之難為者也、而申徒狄能之、君子不貴者、非礼義之中也」とあるところから)むやみに大きな危険をおかすこと。意味なく命を失ったり、悲運をまねいたりすることのたとえ。 ●石を打(う)つ 1 石をあるものに向かって投げつける。石を投げ合って遊ぶ。 2 婚礼の夜、近隣の若者などが、その家に石を投げつけて祝う。→石打ち5 ●石を抱(だ)かせる 石抱(いしだき)の拷問にかける。転じて、問いただして無理に白状させる。 ●石をもて水に投ぐるが如し (「文選‐運命論」に「其言也如石投水、莫之逆也」とあり、翰注に「以堅投柔、其勢必入、故不逆也」とあるのによる)石を水に投げ入れると、中へ入ってしまうように、逆らわないことのたとえ。 い‐し【井司】(ゐ‥) 中世の灌漑制で、用水の分配の事務を担当する庄官。領主によって補任された。いつかさ。

日本国語大辞典 ページ 1060 でのくちすす単語。