おお【大】オホ🔗⭐🔉振
おお【大】オホ
(造語)
(一)形・広さが大きい。
「―石[0]・―空[3]」
(二)程度や分量が普通以上の。
「―声[3]〔=高い声〕/―けが[3]〔=ひどい けが〕/―騒ぎ[3]〔=ひどい騒ぎ〕」
(三)〔同じような身分関係の人の中で〕△親(序列が上)の方の。
「―旦那ダンナ [3]・―奥様[3]・―先生[5]・―にいさん[3]」
若(ワカ)
(四)「大体の所を」の意を表わす。
「―づかみ・―づもり[3]」
(五)「大いに・大変(な)・たくさん」の意を表わす。
「―あわてする/―いばりする/―助ダスかり[3]・―負け[0][4]・―損ゾン [0]」
(六)それが極限であることを表わす。
「―みそか・―詰ヅめ」

おおあめ【大雨】オホアメ[3]🔗⭐🔉振
おおあめ【大雨】オホアメ[3]
激しく降る雨。
小雨(コサメ)

おおいさ【大いさ】オホイサ[3][0]🔗⭐🔉振
おおいさ【大いさ】オホイサ[3][0]
分量・程度などが、どれほどあるか。〔数学などの用語〕
おおいちばん【大一番】オホイチバン[4]🔗⭐🔉振
おおいちばん【大一番】オホイチバン[4]
〔すもうで〕優勝に直接関係する、大事な取組。
おおいちょう【大いちょう】オホイチヤウ[3]🔗⭐🔉振
おおいちょう【大いちょう】オホイチヤウ[3]
(一)(樹齢の多い)大きなイチョウの木。
(二)〔すもうで〕十両以上の力士が結う髪型。髷(マゲ)の先を大きくイチョウの葉の形に広げたもの。
おおいなる【大いなる】オホイナル[1]🔗⭐🔉振
おおいなる【大いなる】オホイナル[1]
(連体)
「大きい・偉大な」の意の雅語的表現。
「―業績」
おおいに【大いに】オホイニ[1]🔗⭐🔉振
おおいに【大いに】オホイニ[1]
(副)〔「大きに」の変化〕
(一)普通の程度をはるかに超していることを表わす。
「―〔=たくさん〕飲め/―結構〔=すばらしい△内容(構想)だ。存分にやってほしい〕/―〔=十分に〕反省している」
(二)その可能性が多分に認められることを表わす。
「そういう事も―あり得る」
おおいばり【大威張り】【大威張】オホヰバリ[3]🔗⭐🔉振
おおいばり【大威張り】【大威張】オホヰバリ[3]
―する やるべき事を ちゃんと やったので、決して他人に ひけめを感じないこと。
「難工事が無事故で完了したのは、我われ技術陣の勝利だと、―で竣功シユンコウ式に臨んだ」
おおおかさばき【大岡裁き】【大岡裁】オホヲカサバキ[5]🔗⭐🔉振
おおおかさばき【大岡裁き】【大岡裁】オホヲカサバキ[5]
江戸時代の名奉行(ブギヨウ)、大岡越前守(エチゼンノカミ)の裁判(を題材とした講談・浪曲の類)。〔人情味の有る、りっぱな裁判の典型とされる〕
おおおく【大奥】オホオク[1][3][0]🔗⭐🔉振
おおおく【大奥】オホオク[1][3][0]
(一)〔江戸城で〕将軍の夫人・側室・女中などの居た所。〔将軍以外、男子禁制であった〕
(二)皇居の奥深い所。宮中。
おおおじ【大おじ】オホヲヂ[0][3][1]🔗⭐🔉振
おおおじ【大おじ】オホヲヂ[0][3][1]
両親のおじ。
[表記]祖父母の兄は「大伯父」、弟は「大叔父」と書く。
おおおば【大おば】オホヲバ[0][3][1]🔗⭐🔉振
おおおば【大おば】オホヲバ[0][3][1]
両親のおば。
[表記]祖父母の姉は「大伯母」、妹は「大叔母」と書く。
おおがかり【大掛かり】【大掛り】オホガカリ[3]🔗⭐🔉振
おおがかり【大掛かり】【大掛り】オホガカリ[3]
―な/―に 人手・費用などが多くかかる様子。
「―な工事」
おおきい【大きい】オホキイ⁑[3]:[3]🔗⭐🔉振
おおきい【大きい】オホキイ⁑[3]:[3]
(形)
〔「大きなり」の変化〕 〔二つ以上の物が なんらかの条件で比較出来る場合〕その比較対象を包み込んだと想定した時、一方〔=主格〕が他方〔=比較対象〕をその中に含み、なおかつ余りが有るようにすることが出来る様子だ。
「人物が―/僕より―〔=年齢が上の〕子/大きく〔=おとなに〕なったら何になる?/―音/―〔=かかわる範囲が広くて、軽視出来ない。重大な〕問題/△格差(柄ガラ)が―/△比重(波紋・影響力)が―〔=無視出来ない様子だ〕/責任が―〔=重大だ〕/得る所が―〔=少なくない〕/△ショック(被害)が―〔=ひどい〕/△意味(メリット)が―〔=何人ナンビトも否定出来ないほど顕著だ〕/△不安(悩み)が―〔=普通以上だ〕/△懸念(疑惑)が―〔=包み隠すことが出来ない程度だ〕/話が―〔=大げさだ〕/気が大きくなる〔=怖いものや自分に出来ないものは何も無いという気になったり お金をたくさん持っているつもりで、いくら他人に与えてもいいという気持になったり する〕/態度が―〔=
態度 〕」
小さい
――さ[0]
「期待の―」


おおきく【大きく】オホキク[1][3]🔗⭐🔉振
おおきく【大きく】オホキク[1][3]
(副)
並みの程度を上回ることを表わす。
「―〔=力強く〕踏み出す/―〔=決定的と言えるほど〕△引き離す(物を言う)/―〔=根本的な問題に〕あずかる/外交姿勢が―〔=ありかたの基盤に関して、根本的に〕問われる/頭から―〔=えらぶって、かさにかかって〕出る」
おおきな【大きな】オホキナ[1]🔗⭐🔉振
おおきな【大きな】オホキナ[1]
(連体)
〔「大きなる」の変化〕 大きい。
「―意味を持つ/―問題が横たわる/―山場を迎える/―顔をする〔=自分(ひとり)が偉い者であるような様子をする〕/―お世話だ〔=よけいな おせっかいだ〕/―〔=おおげさな〕事を言う/―口をたたく〔=
大口オオグチ〕」

おおきに【大きに】オホキニ[1]🔗⭐🔉振
おおきに【大きに】オホキニ[1]
[一](副)「大いに」の文語形。
「―迷惑だ」
[二](感)
〔各地の方言。特に関西で好んで使う〕ありがとう。
おおきやか【大きやか】オホキヤカ[3]🔗⭐🔉振
おおきやか【大きやか】オホキヤカ[3]
―な/―に いかにも大きい様子。
おおぜき【大関】オホゼキ[1]🔗⭐🔉振
おおぜき【大関】オホゼキ[1]
〔すもうで〕力士の階級の一つ。三役の最上位(の人)。横綱の次。〔昔は、力士の最高位だったので、今でも、同類のうちで実力の最もすぐれたものの意にも用いられる〕
おおそとがり【大外刈】オホソトガリ[0][4]🔗⭐🔉振
おおそとがり【大外刈】オホソトガリ[0][4]
〔柔道で〕相手のからだを後ろに くずしておいて、その支柱になる足に外側から払い足をかけて倒す投げわざ。
おおつごもり【大晦】オホツゴモリ[4]🔗⭐🔉振
おおつごもり【大晦】オホツゴモリ[4]
「おおみそか」の雅語的表現。
おおづめ【大詰め】【大詰】オホヅメ[0][4]🔗⭐🔉振
おおづめ【大詰め】【大詰】オホヅメ[0][4]
(一)〔芝居で〕一番終りの場面。
(二)〔展開して来た物事の〕終りの△段階(場面)。
「―を迎える/―の段階に入る/審議が―になる」
おおどか【大どか】オホドカ[2]🔗⭐🔉振
おおどか【大どか】オホドカ[2]
―な/―に わずらわしい事・細かい事に関心を払わず、のんびりしている様子。
「昔の―な寮生活」
おおびき【大引】オホビキ[0]🔗⭐🔉振
おおびき【大引】オホビキ[0]
束(ツカ)の上に渡して、直接、根太(ネダ)を直角にささえる、太い横木。
おおびけ【大引け】【大引】オホビケ[0]🔗⭐🔉振
おおびけ【大引け】【大引】オホビケ[0]
〔取引で〕その日の最終回の△売買(時の相場)。
寄り付き

おおまか【大まか】オホマカ[0]🔗⭐🔉振
おおまか【大まか】オホマカ[0]
―な/―に 大体の所を押えるだけで、細かい所までは及ばない様子。
「―な〔=大体の〕印象/―な〔=細かい所にこだわらず、たいていの事は人に任せる〕人/―な区別/―に分ける」
――さ[0][4][5]
おおまじめ【大まじめ】オホマジメ[3]🔗⭐🔉振
おおまじめ【大まじめ】オホマジメ[3]
―な/―に 〔普通の人なら ばからしく思って、考えたり やったり しない事を〕当人だけは至って まじめに考えたり やったり する様子。
おおまわり【大回り】オホマハリ[3]🔗⭐🔉振
おおまわり【大回り】オホマハリ[3]
―する
(一)遠い回り道。
(二)大きな円を描いて回ること。
「右―左小回り」
小回り

おおみそか【大晦日】オホミソカ[3]🔗⭐🔉振
おおみそか【大晦日】オホミソカ[3]
十二月三十一日の称。おおつもごり。
おおみや【大宮】オホミヤ[0]🔗⭐🔉振
おおみや【大宮】オホミヤ[0]
(一)△皇居(神宮)の雅称。
(二)皇太后の尊称。
「―御所ゴシヨ [5]」
おおみやびと【大宮人】オホミヤビト[4]🔗⭐🔉振
おおみやびと【大宮人】オホミヤビト[4]
「宮中に仕えた役人としての公卿クギヨウ」の意の雅語的表現。
おおや【大家】オホヤ[1]🔗⭐🔉振
おおや【大家】オホヤ[1]
貸家の持主。やぬし。
[表記]「大屋」とも書く。
おおよろこび【大喜び】オホヨロコビ[3]🔗⭐🔉振
おおよろこび【大喜び】オホヨロコビ[3]
―する 喜びの気持が表情や態度に存分に現われていること。
おおわざ【大技】オホワザ[0]🔗⭐🔉振
おおわざ【大技】オホワザ[0]
〔すもう・柔道などで〕動きの激しい、思い切った技。
「―を振るう」
小技
[表記]「大業」とも書く。

だいがくせつ【大楽節】[3]🔗⭐🔉振
だいがくせつ【大楽節】[3]
小楽節が二つまとまったもの。大楽節の中には、△一つ(二つ)のモチーフを含む。
たいがしょうせつ【大河小説】タイガセウセツ[4]🔗⭐🔉振
たいがしょうせつ【大河小説】タイガセウセツ[4]
〔フ roman-fleuve の訳〕 激動する社会、混乱する時代思想の中で、さまざまな階層の人とかかわりを持ちながら生きた主人公が、何を考え どのような苦楽を味わったかを、雄大な構想のもとに じっくりと描き上げた長編小説。
だい[大]🔗⭐🔉振
だい[大]
[一](一)△程度(規模)が普通以上だ。
「大歓迎[3]・大好物[3]・大繁盛ハンジヨウ[3]・大暴落[3]・大地震ダイジシン|オオジシン・大代表団[5]」
(二)同じ系列の官職などの中で最高位だ。
「大宮司グウジ[3]・大僧正ソウジヨウ・大経師キヨウジ」
(三)「大きい」意味の美称。
「大日本ニツポン[5]・大英帝国[5]」
(四)徳がすぐれている。
「大王・大師・大臣・大徳[0]」
(五)ほぼ…くらいのおおきさ。
「たまご大[0][3]・こぶし大[0][3]」
[二](略)
大学。
「旧帝大[3]・私大・短大」
だい【大】[1]🔗⭐🔉振
だい【大】[1]
(一)大きい△こと(もの)。
「―は小を兼ねる/声を―にする〔=大きくする〕/…による所―である/―小・―地・―脳・巨―・最―・絶―・雄―」
(二)年の多いこと。
「―〔=おとな〕五百円、小〔=子供〕二百円/―〔=並び称される人のうち、父親の方の〕デュマ」
(三)「大の月」の略。
(四)その社会で水準以上であること。
「よく―を成す〔=りっぱな存在になる〕/―〔=傑出した〕学者[3]・―〔=すぐれた〕音楽家・―〔=スケールの大きい〕人物[3]」
〔(一)〜(三)の対義語は、小〕
だいなりしょうなり【大なり小なり】🔗⭐🔉振
だいなりしょうなり【大なり小なり】
程度の差はあるにせよ、概してそのような傾向が認められることを表わす。
「―人間には うぬぼれが有る」
たいあん【大安】[0]🔗⭐🔉振
たいあん【大安】[0]
〔←大安日ニチ [3]〕 〔陰陽オンミヨウ道で〕 旅行・結婚などの行事に縁起がいいという日。だいあん。
仏滅(二)

たいい【大尉】タイヰ[1]🔗⭐🔉振
たいい【大尉】タイヰ[1]
〔陸海空軍の〕尉官の最上級。
たいい【大意】[1]🔗⭐🔉振
たいい【大意】[1]
かいつまんで述べる あらすじ。
たいいん【大隠】[0]🔗⭐🔉振
たいいん【大隠】[0]
思いを官途に絶ち、俗世の名聞利達に全く未練・執着を残さない人。
「―は市イチに隠る〔=真の隠者は、山林・山奥などではなく、かえってごみごみした市中に起居して、それとなく浮世を睥睨ヘイゲイしているものだ〕」
たいう【大雨】[1]🔗⭐🔉振
たいう【大雨】[1]
「おおあめ」の漢語的表現。
だいうちゅう【大宇宙】ダイウチウ[3]🔗⭐🔉振
だいうちゅう【大宇宙】ダイウチウ[3]
〔人間自身を、 小宇宙と言うのに対して〕宇宙そのもの。マクロコスモス。
小宇宙

だいえん【大円】ダイヱン[0]🔗⭐🔉振
だいえん【大円】ダイヱン[0]
(一)大きな円。
「―を描く」
(二)〔幾何学で〕球の中心を通る平面と、球の表面とが 交わって出来る円。
大圏

だいおう【大王】ダイワウ[3]🔗⭐🔉振
だいおう【大王】ダイワウ[3]
(一)王の敬称。
「閻魔エンマ―」
(二)偉大な王。
「アレクサンドロス―」
だいおうじょう【大往生】ダイワウジヤウ[3]🔗⭐🔉振
だいおうじょう【大往生】ダイワウジヤウ[3]
―する △苦痛の様子(心の乱れ)が無く、安らかに死ぬこと。
だいおん【大恩】[0]🔗⭐🔉振
だいおん【大恩】[0]
非常に深い恩。
だいおんじょう【大音声】ダイオンジヤウ[3]🔗⭐🔉振
だいおんじょう【大音声】ダイオンジヤウ[3]
遠くまで響き渡る大きな声。
「―を上げる」
たいか【大火】タイクワ[1][0]🔗⭐🔉振
たいか【大火】タイクワ[1][0]
被害・焼失面積などの規模の大きな火事。
「―に見舞われる」
小火

たいか【大家】[1]🔗⭐🔉振
たいか【大家】[1]
(一)△家柄のいい(財産のある)家。たいけ。
(二)その道で特にすぐれた業績を上げ、多くの人から師と仰がれる人。権威。
「古コ―[2]〔=古来その道の師表として仰がれる、卓越した芸術家〕」
たいか【大過】タイクワ[1]🔗⭐🔉振
たいか【大過】タイクワ[1]
目立った失敗。
「― 無く過ごす」
小過

たいが【大我】[1]🔗⭐🔉振
たいが【大我】[1]
小我
(一)〔仏教で〕我見・我執を離れた、自由自在な心の境地。
(二)〔哲学で〕宇宙の、唯一絶対の真理。だいが。

たいが【大河】[1]🔗⭐🔉振
たいが【大河】[1]
「大きな川」の意の漢語的表現。
たいがしょうせつ【大河小説】タイガセウセツ[4]🔗⭐🔉振
たいがしょうせつ【大河小説】タイガセウセツ[4]
小説

たいかい【大会】タイクワイ[0]🔗⭐🔉振
たいかい【大会】タイクワイ[0]
(一)多人数の会。
「演芸―[5]・野球―[4]」
(二)ある組織の最も△大きい(重要な)行事として行う会合。
「―を乗り切る」
たいかい【大海】[0]🔗⭐🔉振
たいかい【大海】[0]
「広い海」の意の漢語的表現。だいかい。
「井の中の蛙カワズ、―を知らず」
たいがい【大概】*[0]🔗⭐🔉振
たいがい【大概】*[0]
[一] 細かい肉づけは省いた、大事な骨組の部分。
「作法の―〔=あらまし〕を論ずると…/―〔=おおよそ〕訪問の意を果たした/詠歌の―」
[二](副)
(一)同類の大部分が そうであることを表わす。
「だけど―〔=多くの場合〕いつでも 何かが足りないんですよ/朝は―〔=原則として〕散歩をする/―〔=ほとんど〕の生徒はその辞書を持っている」
(二)常識の範囲内に属することを表わす。
「冗談も―〔=いいかげん〕にしろ/だって私―の事では〔=よほどの事でない限り〕驚かないわ」
(三)当たらないこともあるかもしれないが、十中八九(まで)は。
「―そんな事だろうと思った/―〔=多分〕大丈夫だろう/―〔=まず〕そんなところだ」
だいかいてん【大回転】ダイクワイテン[3]🔗⭐🔉振
だいかいてん【大回転】ダイクワイテン[3]
〔← 大回転競技[7]〕 〔スキーで〕アルペン種目の一つ。滑降に回転の要素を加えたもの。
だいがく【大学】[0]🔗⭐🔉振
だいがく【大学】[0]
(一)社会の第一線に立つべき人を養成する学校。高校の上。
「―の門戸を開放する/―生[4][3]・―人ジン [4]・駅弁―・市民―」
(二)四書の一つ。士たる者の行為の目標を示したもの。
だいがくいん【大学院】ダイガクヰン[4]🔗⭐🔉振
だいがくいん【大学院】ダイガクヰン[4]
大学の卒業生を対象にし、専門の学問・技術を授ける教育機関。修士課程と博士課程がある。
「―生[5]」
だいがくせつ【大楽節】[3]🔗⭐🔉振
だいがくせつ【大楽節】[3]
楽節

だいかぞく【大家族】[3]🔗⭐🔉振
だいかぞく【大家族】[3]
(一)何世代かの人びとによって構成される、多人数の家族。
「―制[0]」
(二)子供の数の多い家族。
たいかつ【大喝】[0]🔗⭐🔉振
たいかつ【大喝】[0]
―する 不心得を注意するために、思わず目のさめるような大声で爆発的にしかること。
「教師に―された/―一声」
〔古くは「だいかつ」〕
だいがっこう【大学校】ダイガクカウ[3]🔗⭐🔉振
だいがっこう【大学校】ダイガクカウ[3]
大学程度の学校で、学校教育法によらないもの。
「防衛―・気象―」
たいかのかいしん【大化の改新】タイカノクワイシン[1]‐[0]🔗⭐🔉振
たいかのかいしん【大化の改新】タイカノクワイシン[1]‐[0]
六四五年に、中大兄皇子(ナカノオオエノオウジ)が中臣鎌足(ナカトミノカマタリ)らと共に蘇我(ソガ)氏を滅ぼし天皇家の力を強固にしたクーデター。
たいかん【大官】タイクワン[0]🔗⭐🔉振
たいかん【大官】タイクワン[0]
高い官職(の人)。
小官

たいかん【大患】タイクワン[0]🔗⭐🔉振
たいかん【大患】タイクワン[0]
(一)「大病・重病」の意の漢語的表現。
(二)大きな心配事。
たいかん【大観】タイクワン[0]🔗⭐🔉振
たいかん【大観】タイクワン[0]
(一) ―する 細かい所にとらわれず、広く全体を見渡△す(して大局を判断する)こと。
(二)幅・奥行のある、規模の大きな△景色(眺め)。
たいかん【大鑑】[0]🔗⭐🔉振
たいかん【大鑑】[0]
△同類の(それに関する)ものを一度に見ることが出来るように一冊に集めたもの。
「邦楽―[5][4]」
たいがん【大願】タイグワン[0]🔗⭐🔉振
たいがん【大願】タイグワン[0]
大きな願い。 〔「だいがん」 は老人語〕
「―成就[5]」
だいかん【大寒】[0]🔗⭐🔉振
だいかん【大寒】[0]
二十四(節)気の一。陽暦一月二十日ごろ。一年じゅうで最も寒さの厳しい十五日間。〔小寒の次、立春の前〕
たいき【大気】[1]🔗⭐🔉振
たいき【大気】[1]
地球を取り巻く空気の全体。
「―圏(外)・―汚染[4]」
たいき【大器】[1]🔗⭐🔉振
たいき【大器】[1]
〔大きな入れ物の意〕 すぐれた器量(の人)。
小器

たいきばんせい【大器晩成】[1]‐[0]、[1]🔗⭐🔉振
たいきばんせい【大器晩成】[1]‐[0]、[1]
すぐれた器量の人は往往にして遅れて大成するということ。
たいぎ【大義】[1]🔗⭐🔉振
たいぎ【大義】[1]
(一)人間として踏みはずしてはならない、最も大事な道。
(二)国家・君主に対する忠誠。
「―親シンを滅メツす〔=『大義(二)』と、親・兄弟の身の保全と二者択一すべき時には、後者を捨てる〕」
(三)「大義名分」の略。
「―の無い戦争」
たいぎめいぶん【大義名分】[1]‐[0]🔗⭐🔉振
たいぎめいぶん【大義名分】[1]‐[0]
(一)人の臣子(シンシ)である限り守らねばならぬ実践道徳の窮極の一線。
(二)他に対してうしろめたさを感じないで、何かをやってのけるだけの恥ずかしくない理由。
「―が立つ/―を欠く」
たいぎ【大儀】[1]🔗⭐🔉振
たいぎ【大儀】[1]
[一] ―な
(一)(目下の人の)骨折りをいたわる言葉。
「ご―〔=ご苦労〕でした」
(二)病気であったり 疲れてだるかったり して、何をするのもいやな様子。
「何をするにも―でしかたがない」
(三)つらい目にあうことが予測されて、何かをするのがめんどうになる様子。
「寒くて起きるのが―〔=おっくう〕だ」
[二] その△組織体(社会)にとって、めったに経験しない重大な出来事。
だいきち【大吉】[0]🔗⭐🔉振
だいきち【大吉】[0]
(一)〔おみくじなどで〕運勢が非常にいいこと。
大凶
(二)〔←大吉日ニチ [4]〕 この上なく縁起のいい日。

だいきぼ【大規模】[3]🔗⭐🔉振
だいきぼ【大規模】[3]
―な/―に 規模が大きい△こと(様子)。
「―な△建築(調査・農業)/こんな―になるとは思わなかった」
たいぎゃく【大逆】[0]🔗⭐🔉振
たいぎゃく【大逆】[0]
君主や親を殺すような、最大の罪悪。だいぎゃく。
「―罪[4]・―事件[5]」
だいきゅう【大弓】[0]🔗⭐🔉振
だいきゅう【大弓】[0]
長さ二三〇センチ弱の、本式の弓。
「―の的〔=黒丸を中心に同心円が二重・三重に描かれた大きな的〕」
半弓

たいきょ【大挙】[1]🔗⭐🔉振
たいきょ【大挙】[1]
(一)規模の大きな企て。
(二) ―する 多人数がそろって事に当たること。
たいけ【大家】[1]🔗⭐🔉振
たいけ【大家】[1]
金持の家。たいか。
「ご―[2]」
たいした【大した】[1]🔗⭐🔉振
たいした【大した】[1]
(連体)
〔「大」は、 「大層」「大変」の意〕
(一)水準よりかけ離れて程度がはなはだしい。〔いい意味にも悪い意味にも使う〕
「―人出だ/―〔=すばらしい〕美人だ/―〔=驚くべき〕ものだ/―男だ。ちっとやそっとの事では動じない〔=肝がよく据わっている意にも鈍感の意にも用いられる〕」
(二)取り立てて言うほどの。特別な。
「彼の英語は―〔=それほどの〕ものではない/―〔=特別りっぱな〕帽子でもない/―〔=重大な〕不都合はない」
たいして【大して】[1]🔗⭐🔉振
たいして【大して】[1]
(副)
〔「大した」の副詞形〕 取り立てて言うほどでもないことを表わす。
「―〔=特に〕勉強もしないのに、よく合格したもんだ」
だいそれた【大それた】[3]🔗⭐🔉振
だいそれた【大それた】[3]
(連体)
思い上がりも はなはだしく、その身分にある者としてあるまじき言動をする。
「―〔=とんでもない〕考え」
だいの【大の】[1]🔗⭐🔉振
だいの【大の】[1]
(連体)
大変な。
「―仲よし/―ファン」
だいのおとこ【大の男】ダイノヲトコ[1]、[1]‐[3]🔗⭐🔉振
だいのおとこ【大の男】ダイノヲトコ[1]、[1]‐[3]
成人した、一人前の男。
「―三人かかっても動かせない大石」
だいのじ【大の字】[3]🔗⭐🔉振
だいのじ【大の字】[3]
〔「大」という文字の かっこう〕 両手・両足を広げたかっこう。
「―に(なって)寝る」
だいのつき【大の月】[1]🔗⭐🔉振
だいのつき【大の月】[1]
一か月の日数が、陽暦で三十一日、陰暦で三十日の月。〔陽暦の一・三・五・七・八・十・十二の七か月〕
小の月

だいのむし【大の虫】[1]🔗⭐🔉振
だいのむし【大の虫】[1]
「小の虫を殺して―を生かす〔=やむをえない場合は、それほどでない物は犠牲にしてでも大切な物は救わなければならない〕」
だいかんみんこく【大韓民国】[5]🔗⭐🔉振
だいかんみんこく【大韓民国】[5]
朝鮮半島の南半分を占める国。共和制。北は軍事境界線をはさんで北朝鮮に接する。 首都、ソウル。韓国。
朝鮮

新明解国語辞典に「大」で始まるの検索結果 1-95。もっと読み込む