にして
(一)ある面と同時に他の面をもあわせ持つことを表わす。
「学者―〔=であり、かつ〕詩人/簡―〔=簡単であって〕要を得る/人―人にあらず〔=顔つきは人であっても、その心は人間のものではない〕」
(二)…で。
「一日―成らず」
(三)…に(も)。
「不幸―/この人―〔=の場合にも〕この欠点あり」
(四)その時点においてどうであるかということを表わす。
「幼―穎悟エイゴ〔=小さい時からものすごく利口だった〕/今―〔=になって〕思えば」
にしても
その場合も例外ではないことを表わす。
「わたし―困る」
新明解国語辞典に「にして」で始まるの検索結果 1-2。