ゴフマン 【ゴフマン】
Goffman, Erving(1922-82)
カナダ生まれのアメリカの社会学者。トロント大学を卒業後,シカゴ大学で学位を得,カリフォルニア大学バークレー校,ペンシルヴェニア大学で教鞭をとった。生涯に多くの著作を残したが,特に『日常生活における自己呈示』(1956)のなかでは,人々の相互作用を舞台における演劇になぞらえて鋭い分析を試みた。この演劇論的アプローチ(dramaturgical approach)は,論議の対象となると同時に,社会心理学における
自己呈示の研究に大きな影響を与えた。
→vid.文献
◆安藤清志