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外胚葉型     【ガイハイヨウガタ】🔗🔉

外胚葉型     【ガイハイヨウガタ】 ectomorphy  シェルドンによる体型分類の一つ。外胚葉から発生する神経系や感覚器官,皮膚組織がよく発達している。全般的には細長く,筋肉は貧弱で,消化器官の発達はよくない。気質的には,控えめで過敏,不眠傾向で疲れやすい頭脳緊張型と相関が高いとされる。クレッチマー細長型と対応している。 →中胚葉型 →内胚葉型 →体型 ◆杉若弘子

灰白質     【カイハクシツ】🔗🔉

灰白質     【カイハクシツ】 gray matter  中枢神経をメスで切ってみると,白い部分と灰色の部分がみられる。白い部分は髄鞘をもつ線維で,したがって,そこに有髄神経線維があることがわかる。灰色の部分は,有髄線維以外の神経要素で,神経細胞体,樹状突起,無髄線維などである。前者を白質といい,後者を灰白質という。大脳小脳では,表面のほうに灰白質があり,深部に白質があるが,脊髄では逆に深部に灰白質がある。灰白質が深部にあり神経細胞体が集合している場合,それを神経核とよぶ。 →白質 →脊髄 →神経核 ◆靱負正雄

心理学辞典 ページ 256