頭頂葉 【トウチョウヨウ】🔗⭐🔉振
頭頂葉 【トウチョウヨウ】
parietal lobe
外側面では
中心溝より後方,および
外側溝より上に位置する。内側では頭頂・後頭溝より前にまで広がる。頭頂葉は,大きく中心後回・頭頂葉後部・角回(縁上回部)に区別される。中心後回には
体性感覚野の3野・1野・2野が位置し,頭頂葉後部(5野・7野)には体性感覚連合野と視覚連合野が位置する。角回(縁上回部,39野・40野)は,
ペンフィールドによる後部言語野に含まれる。臨床的研究では頭頂連合野の損傷によって,触覚的立体失認・
身体失認・空間知覚障害・
観念失行・構成失行・観念運動失行・
ゲルストマン症候群を生じる。また,特に右頭頂葉の損傷によって半側空間無視がみられる。
→身体失認 →空間失認 →観念失行 →ゲルストマン症候群
◆靱負正雄







同定 【ドウテイ】🔗⭐🔉振
心理学辞典 ページ 1619。