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中間皮質     【チュウカンヒシツ】🔗🔉

中間皮質     【チュウカンヒシツ】 mesocortex  大脳辺縁系に含まれる新皮質で,帯状回・海馬傍回・鉤・側頭極・とう前頭葉眼窩皮質などがこれに当たる。新皮質のなかでも位置的に不等皮質の占める場所に近い。中間皮質は,層の発達が悪かったり,層・層の区別が明瞭でないなど,細胞構築学的に他の新皮質より発達が乏しい。 →大脳辺縁系 →新皮質 →帯状回 →海馬 →島 →前頭葉眼窩皮質 ◆靱負正雄

中古皮質     【チュウコヒシツ】🔗🔉

中古皮質     【チュウコヒシツ】 →原皮質

抽象     【チュウショウ】🔗🔉

抽象     【チュウショウ】 abstraction  事物・事象が有するさまざまな性質のうち,ある性質のみを取り上げ,それ以外の性質を捨て去るという精神の働き。この捨て去るという働きに注目する時には,捨象ともいう。概念スキーマスクリプトなど,生活体が環境に効率よく対処するのに寄与していると考えられる内的表現を作り上げるために基本となる精神作用である。 →概念 →スキーマ →スクリプト ◆山崎晃男

柱状グラフ     【チュウジョウグラフ】🔗🔉

柱状グラフ     【チュウジョウグラフ】 →ヒストグラム/度数多角形

抽象語     【チュウショウゴ】🔗🔉

抽象語     【チュウショウゴ】 abstract word  二重符号化理論は,再生における絵の具体語に対する,具体語の抽象語に対する優位性から,2種類の表象を想定する。すなわち言語コードとイメージ・コード,あるいは両方の符号化可能性の大小に帰する。抽象語に関する経験はほとんど言語的なものに限定されるので,符号化にあたっては言語コードでしかできない。言い換えれば抽象語は意味ネットワークにおいて,それが喚起する連合リンクが少ないともいえる。 →二重符号化理論 →具体語 ◆増井透

心理学辞典 ページ 1502