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体位反射     【タイイハンシャ】🔗🔉

体位反射     【タイイハンシャ】 →姿勢反射

大うつ病     【ダイウツビョウ】🔗🔉

大うつ病     【ダイウツビョウ】 →気分障害

体液説     【タイエキセツ】🔗🔉

体液説     【タイエキセツ】 humoral theory  個々人の性格(気質)を,黄胆汁,血液,黒胆汁,粘液の4種類の体液の比重によって説明したヒポクラテス(Hippocrates)の説。この説を受けたガレノス(Galenos ; Galen)は,黒胆汁の多い者は憂うつの気質(黒胆汁質),黄胆汁の多い者は怒りっぽい気質(胆汁質),血液の多い者は快活な気質(多血質),粘液の多い者は沈着な気質(粘液質)というように気質を分類した。この分類は今なお日常的に人々の間に浸透している。 →気質論 →性格 ◆余語真夫

対応推論理論     【タイオウスイロンリロン】🔗🔉

対応推論理論     【タイオウスイロンリロン】 correspondent inference theory  対人認知における帰属過程についてのジョーンズとデーヴィス(Jones, E. E. & Davis, K. E.1965)の理論。対人認知に際しては,どのようにして行為から行為者の意図を,そしてさらに行為者の性格態度などの内的な特性・属性を推論するかということが,知覚者の重要な課題になる。この理論では,攻撃的な行為が攻撃しようという意図の表れであり,またそれが攻撃的な性格を反映したものだと推論される場合のように,行動に対応した意図や内的特性を,確信をもって推論できる条件が吟味されている。行為は一般に複数の結果を伴うので,そのうちどれを行為者が意図したのかを,まず推定しなければならない。その際に手がかりとなるのは,行為者が考慮した行為選択肢のなかで,選ばれた行為のみに伴い,選ばれなかった行為には伴わない結果(非共通結果 noncommon effect)である。このような非共通結果の数が少なく,かつそれがあまり望ましくないものであるとき,推論の対応度は高くなる。つまりそのような行為は,行為者の独特の内的特性を明確に示すという意味で,情報価が高いといえる。 →帰属理論 →対人認知 →vid.文献 ◆外山みどり

心理学辞典 ページ 1398