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小児自閉症     【ショウニジヘイショウ】🔗🔉

小児自閉症     【ショウニジヘイショウ】 →自閉性障害

小児精神病     【ショウニセイシンビョウ】🔗🔉

小児精神病     【ショウニセイシンビョウ】 childhood psychosis  ふつう精神科領域でいう精神病とは,内因性精神障害とされる精神分裂病と躁うつ病のことをさす。その文脈からいえば,小児精神病も,その起源は児童精神分裂病(childhood schizophrenia)の疾病論にある。カナー(Kanner, L.)が早期幼児自閉症(early infantile autism)と名づけた症例を報告した後,自閉症は発達障害であるという認識が生まれるまでの間,これは精神分裂病の最早発型と考えられていた。またマーラー(Mahler, M. S.)は,分離・個体化に失敗し,幻想的な全能感のなかに逃げ込んで自閉的となる症例を共生幼児精神病(symbiotic infantile psychosis)と名づけた。かつては,この早期幼児自閉症と共生幼児精神病の二つをもって児童精神分裂病と称した時期もあったようだが,現在のところ,児童に特有な精神病の存在について定説はない。児童精神分裂病の病名も,10歳以前に発病した分裂病の早期発症例を,このようによぶのが一般的となった。 →精神分裂病 →自閉性障害 →気分障害 →共生《Rutter, M. & Hersov, L.1977→vid.文献 ◆山登敬之

心理学辞典 ページ 1076