シータ波 【シータハ】🔗⭐🔉振
シータ波 【シータハ】
theta(θ)wave
1/4から1/8秒の持続時間をもつ
脳波をいう。シータ波の場合にも
アルファ波などと同様に律動的に(1秒未満から数秒くらいの波の連続として)出現することが多い。シータ律動(theta rhythm)は,成人では
覚醒時にはほとんどみられない(ただし,単発的なシータ波を認める場合はある)が,
睡眠の段階1や2ではよく出現する。小児の脳波では中心的で,頭部全領域でみられるが,成長にしたがって,後頭部に限局していき,漸次シータよりも周波数の高いアルファ律動へと移行していく。また,正常成人のなかに暗算などの精神作業中に,前頭の正中部で高振幅のシータ律動(Fm θ)を出現させる者がかなりの割合でいる。
→脳波 →アルファ波 →睡眠 →徐波
◆投石保広




心理学辞典 ページ 885 での【シータハ】単語。