自然言語 【シゼンゲンゴ】🔗⭐🔉振
自然言語 【シゼンゲンゴ】
natural language
いわゆる日本語や英語など,一定の地域で一定の話者によって使用されている
言語。人間が習得し,かつ,使用可能な言語の形態は一定の制約に従うと考えられている。自然言語に準ずるものとして,商業などの必要から生まれた「ピジン」(pidgin)とよばれる混成語がある。これは,母語の異なるもの同士の意思の疎通を図るための補助的言語である。さらに,そのピジンが母語として習得された場合は「クレオール」(creole)とよばれる。また,自然言語をもとにして人工的に作り上げられたエスペラントなどの「人工語」(artificial language)がある。こうした自然言語およびその亜種とは全く異なったシステムをもつものとして,計算機科学の発展に伴い,
プログラム言語(BASIC,C言語等)が開発されてきた。これらの言語を,自然言語に対して,
形式言語とよぶこともある。
→言語 →普遍文法 →自然言語処理《郡司隆男1994》
→vid.文献
◆坂本勉



心理学辞典 ページ 880 での【自然言語 】単語。