自己刺激 【ジコシゲキ】🔗⭐🔉振
自己刺激 【ジコシゲキ】
self-stimulation
オールズとミルナー(Olds, J. & Milner, P.)は,ネズミの
脳に電極を埋め込み,ネズミがバーを押すと
報酬として短時間電気刺激を与えると,ネズミが長時間バーを押し続けて自己刺激をすることを見出した(1954)。脳刺激の報酬は餌の報酬に比べ
条件づけの形成や
消去が早い,飽和が生じない,二次強化が形成できないなどの特徴がある。動物が自己刺激を好む脳部位を報酬領域(
内側前脳束など),自己刺激を避ける脳部位を
罰領域(室周系など)とよぶ。
→報酬系 →罰領域 →脳の電気刺激 →カテコールアミン →ドーパミン →ドーパミン仮説 →脳内アミン →内側前脳束
◆浜村良久







心理学辞典 ページ 850 での【自己刺激 】単語。