再認法 【サイニンホウ】
recognition method
記憶の測定法の一種。材料の
記銘後に,記銘項目(旧項目)と記銘リストには含まれていなかった項目(新項目)を呈示し,旧項目と新項目を区別できるか否かを検討する。当て推量による正答を補正するために
信号検出理論を援用することもある。自分が経験していない事象を経験したとして反応する誤再認は,被験者の記憶方略や
符号化様式を知る手がかりになる。また,反応方法を言語的なものに限定しなければ,再認法は乳幼児や動物にも適用できる。
→再生/再認 →再生法 →自由再生法 →再構成法 →再学習法 →節約法 →手がかり再生
◆佐藤浩一