孤独な群衆 【コドクナグンシュウ】🔗⭐🔉振
孤独な群衆 【コドクナグンシュウ】
lonely crowd
リースマン(Riesman, D. et al.1950)による著書名。彼は
フロムから強く影響を受け,現代人は良心による自律的な人との関わりが希薄になっていることを指摘。人間の社会的性格類型について,固定した集団の一員として同調性の強い「伝統志向型」から,封建制が崩れ変化の激しい過渡期的タイプの「内部志向型」を経て,現代のアメリカ中産階級は政治をよく知りながら,それを拒否し受け入れようとしない政治的無関心な「他者志向型」が支配的であるとした。
→他者志向型/内部志向型/伝統志向型
→vid.文献
◆小関八重子

心理学辞典 ページ 709 での【コドクナグンシュウ】単語。