感覚器　　　　　【カンカクキ】 sense organ 　我々が感じとる外部刺激はさまざまな形のエネルギーとして体に作用する。こうしたエネルギーは，神経系の信号に変換され，脳に伝えられてはじめて感じとられる。この信号変換を行う器官を感覚器とよぶ。信号変換を直接担当する細胞は感覚細胞，受容器などとよばれ，受容器とそれに続く神経系，また周辺の付属器官を含めたもの全体を感覚器とよぶことが多い。たとえば視覚では眼，聴覚では耳が感覚器とよばれる。 →受容器　→神経系　→脳神経 ◆佐藤隆夫