カラム構造 【カラムコウゾウ】
columnar structure
視覚野では二次元的には
網膜上の上下左右関係を保って
受容野が並ぶが,表面と垂直な方向では眼優位性,方位選択性,
色に対する感受性などに関して同じ受容野特性をもつ細胞が並んでいる。この柱状の構造をカラム構造とよぶ。さらに,視野上の同位置に対応する異なる受容野構造をもったカラムが多数集まり超カラム(
ハイパーカラム)とよばれる,より大きな柱状の構造をなす。つまり,位置との対応関係は連続的に変化するのではなく超カラムを単位として変化する。
→視覚野 →受容野 →ハイパーカラム
◆佐藤隆夫