カッツ 【カッツ】
Katz, David(1884-1953)
ゲッチンゲン大学の
G. E. ミュラーのもとで1906年に学位を得た。
ゲシュタルト心理学の成立につながる
実験現象学的研究で知られる。その代表例である
色の現れ方の研究では,
色と空間とは互いに結びつき,離すことのできないものであるとし,
表面色,面色(film color),
空間色,などの違いを明らかにした(1911)。また,
触覚に関する実験現象学的研究も行っている(1925)。
→vid.文献
◆上村保子