下垂体 【カスイタイ】🔗⭐🔉振
下垂体 【カスイタイ】
pituitary gland ; hypophysis
脳底部のトルコ鞍内腔に位置する楕円体状の
内分泌器官。前葉および中葉の腺下垂体と後葉の神経下垂体に分けられる。
視床下部で産生された放出
ホルモンが下垂体門脈を介して前葉に作用し,
甲状腺刺激ホルモン(TSH),
副腎皮質刺激ホルモン(
ACTH),成長ホルモン,卵胞刺激ホルモン,黄体形成ホルモン,プロラクチン,βリポトロピン,γメラニン細胞刺激ホルモンを分泌する。中葉はαおよびβメラニン細胞刺激ホルモン,γリポトロピンを分泌する。後葉は視床下部視索上核や室傍核から
軸索が直接投射しており,終末からバゾプレッシンおよびオキシトシンを分泌する。
→内分泌
◆粟生修司








心理学辞典 ページ 304 での【下垂体 】単語。