角膜 【カクマク】
cornea
眼球の正面にある透明な部分。眼球表面の約6分の1(1.3cm
2)の面積を占める。その直径は約11mm,横方向が縦方向よりわずかに長い。表面の曲率半径は約 7.8mm で眼球の約 11.5mmより短い。感覚神経を多く含み,
痛覚,
触覚,
冷覚を有する。その主要な働きは光の屈折にあり,光学系としての眼球全体の屈折力の約70%(45 diopters)を占める。表面が正しい球面をなさないと乱視(astigmatism)をもたらす。語源はラテン語のcorneus(角)。
→眼 →水晶体
◆本田仁視