快・不快 【カイ/フカイ】🔗⭐🔉振
快・不快 【カイ/フカイ】
pleasure / unpleasure
人間行動を理解するための最も基本的な心的属性の一つ。考え方の起源は古代ギリシアのデモクリトス(Democritus)にさかのぼり,エピクロス(Epicurus)の
快楽説としても知られている。
ヴント以来,
感情を構成する基本次元の一つと見なされてきた。最近,
ソロモンら(Solomon, R. L. & Corbit, J. D.1974)による
動機づけの相反過程説(opponent-process theory of motivation),グリルら(Grill, H. J. & Norgren, R.1978)によるラットの快・不快表情の同定研究などを通じ,古くて新しい研究テーマとなっている。
→快楽原則 →快楽説 →感情 →感情の三次元説《Bolles, R. C.1991》
→vid.文献
◆今田純雄





心理学辞典 ページ 260 での【カイ/フカイ】単語。