オン型/オフ型 【オンガタ/オフガタ】🔗⭐🔉振
オン型/オフ型 【オンガタ/オフガタ】
ON type / OFF type
視覚系細胞において
受容野に光が照射されることにより
脱分極性の反応が生じる場合をオン型反応,光照射により過分極性の反応が生じ,消滅により脱分極反応が生じる場合をオフ型反応という。またそのような反応を生じる受容野をそれぞれオン型受容野,オフ型受容野とよぶ。哺乳類
網膜神経節細胞や
外側膝状体しつじようたい中継細胞の多くは同心円状の受容野構造をもち,中心部がオン型,周辺部がオフ型,またはその逆というように中心と周辺で反応の極性が異なる。これは視標の明暗のコントラスト,すなわち境界を検出するのに必要なメカニズムであると考えられる。
→X細胞 →Y細胞 →受容野 →脱分極/過分極
◆佐藤宏道





心理学辞典 ページ 231 での【オンガタ/オフガタ】単語。