両眼視差 【リョウガンシサ】🔗⭐🔉振
両眼視差 【リョウガンシサ】
disparity ; binocular disparity
日本語では異なる視点からの方向の差異を示す
視差(parallax)の意味よりも,それにより生じる両眼網膜上の差異の意味で視差(disparity)ということが多く,両眼像差ともいう。視方向の差異は両眼
網膜像の差異に角度としてそのまま反映される。視差には奥行き距離差による水平視差と左右の眼までの距離差による垂直視差,それに奥行きの異なる連続した刺激による両眼方向視差がある。水平視差と方向視差により
奥行き知覚すなわち
立体視が生じる。実際空間での水平視差は凝視点より近い対象の場合は交差視差,遠い場合は非交差視差となる。ステレオグラムでは周囲に比べて視差領域が内側に偏る場合が交差視差,外側に偏る場合が非交差視差となる。
→視差 →両眼視
◆鬢櫛一夫




心理学辞典 ページ 2259 での【両眼視差 】単語。